浦和ブッフバルト監督、退任へという記事より。
16日付のドイツ紙ウェルトは、浦和のブッフバルト監督が今季限りで退任し、家族がいる母国のドイツに帰国することを決めたと報じた。
ドイツの新聞が、浦和レッズ・ブッフバルト監督の今季限りの退任を報じているそうです。1カ月ほど前に浦和・ブッフバルト監督続投というニュースもあったのですが。
その時はヨーロッパからのオファーはないとされていたのですが、奥さんによると「いくつかのチームからオファーがある」ということです。その後、オファーが届いたのかもしれませんね。
残してきている家族の問題、そしてチームが一定の成績を収めていることがその理由とされています。
浦和の藤口光紀社長は報道に対し、「今季の浦和にとってはリーグ優勝がすべて。監督とはそれまで今後のことは話さないということになっている」とコメント。「就任3年目で家族の問題があるのは事実。父親として子どもの教育のことなどいろいろ考えるところがあるだろう」と話した。
3年も離れていると、家族の問題は大きいでしょう。ドイツ発のニュースなので、優勝に向けてチームの結束を高めるためでもなさそうです。
来年はACLもありますから、ブッフバルト監督には続けて欲しいところではあるのですが、3年連続で好成績を残してますし、特に今年は優勝が手の届くところにありますから、一区切りな感じもあるかもしれません。
ブッフバルト監督今季限りで勇退へという記事によると「関係者によれば、今季序盤には既に帰国の意思を固めていた」ということです。
そして後任には、
98〜99年に浦和、02年から昨年までFC東京の監督を務めたOBで元日本代表FWの原博実氏(48)が最有力候補となる。
と報じられています。確かに原氏はFC東京でも実績を残しましたが、あるのかな‥‥エンゲルスというのもあると思いますが。
いずれにせよブッフバルト監督のカリスマ性を引き継げるような人物でないと厳しいかもしれませんね。残したものが大きいです。
なおギド・ブッフバルト氏が浦和レッズ監督にというエントリーは2003年12月でした。
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1990年のW杯で西ドイツ代表として優勝を経験したブッフバルト監督は94年から97年まで浦和でプレー。2004年に監督に就任した。
浦和の藤口光紀社長は報道に対し、「今季の浦和にとってはリーグ優勝がすべて。監督とはそれまで今後のことは話さないということになっている」とコメント。