“さわやか”と比較されがちな北関東の雄「フライングガーデン」で爆弾ハンバーグを食べた!

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フライングガーデン」と「さわやか」のハンバーグの話です。

さて、すっかり全国区になったような気がする静岡の「炭焼きレストランさわやか」。肉々しいハンバーグが美味しいと話題です。ぼくも何度か食べたことがありますが大好きです。近所にあれば定期的に通いたいです。

しかし一方で「関東にはフライングガーデンがある!」とも聞いたことがあります。どうやら「フライングガーデン」というファミレスにも“さわやか”的なハンバーグがメニューにあるらしい?

しかし「フライングガーデン」は北関東を中心に展開しており、埼玉県北になかなか行く機会がありませんでした。ところがついに毛呂山町でキャンプした帰りに「フライングガーデン 鶴ヶ島市役所前店」に立ち寄り、噂の「爆弾ハンバーグ」を食べることができました!

初めての「フライングガーデン」訪問

「フライングガーデン」の本社は栃木県小山市にあります。Wikipediaによれば、後に爆弾ハンバーグへと発展することになる「網焼きステーキハンバーグ」が投入される1号店は1984年に誕生。

そして1990年に「網焼き和牛100%ステーキ風ハンバーグ」が試験導入され、1991年に「爆弾ハンバーグ」へと改名。当初はイメージが悪いと社員全員から反対された1993年に全店舗へと導入され今に至ります。

近所にあれば家族で足を運んだのでしょうが、浦和には残念ながら今でも店舗はありません。でも「さわやかに似たハンバーグがフライングガーデンにある」と知ってから、気になってはいたのですよね。

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ということで、初の「フライングガーデン」です。看板にも大きく「爆弾ハンバーグ」と書かれています。紛うことなき看板メニューです。

訪問したのはランチタイムでしたが程よく店内は空いており、すぐに席に案内されました。

「フライングガーデン」のランチメニュー

ランチタイムは16時まで。どかんと「爆弾」と書かれたランチメニューから注文しました。もう「爆弾ハンバーグ」が食べられれば大満足なのです。

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そこで早速、目に飛び込んできたのは「爆弾キングランチ」です。

「爆弾ハンバーグ」はサイズによってキング(250g)、クイーン(200g)、ダブル(200g x 2)があります。ランチ対象はキングとクイーン。

「爆弾キングランチ」を注文

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「爆弾キングランチ」は250gのキングのランチメニューで、1,298円(税込)でライスとスープがおかわり自由です。ついでにランチドリンクバー132円も注文しました。

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ソースは「和風ソース」と「にんにくソース」から選ぶことができます。今回は「にんにくソース」をチョイス。

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他にもランチメニューは色々ありますが、気になったのは「山わさびキングランチ」です。

山わさびも名物らしい

初めてだったので基本となる「爆弾ハンバーグ」にしましたが、どうやら山わさびも美味しいらしいです。というか、絶対に美味しいはずですね。次は山わさびを選ぼうと思います。

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さらに野菜たっぷりも良いです。

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ランチスープをドリンクバーから取ってきて「爆弾ハンバーグ」の登場を待ちます。

フライングガーデン「爆弾ハンバーグ」のうんちく

「爆弾ハンバーグ」をオーダーしたら、大きめの紙を渡されました。

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紙にはいろいろと告知も書かれていますが、端を折って油がはねるのを避けるための“盾”として使うようです。「炭焼きレストランさわやか」でも同様のものがありましたね。

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裏には、社員全員から反対されたという「なぜ爆弾なのか?」という名称について解説されています。曰く「熱々の鉄板に乗せ、お客様の目の前で焼き上げ、肉汁がバチバチと爆弾のようにはじける」ことから「爆弾」と名付けられたそうです。

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さらに鉄板にもこだわりがあるそう。「フライングガーデン」で使用する鉄板は南部鉄器で、使い込むほどに風合いがでてくるこだわりの鉄板です。そしてこの鉄板も、フライングガーデンの隠し味の1つとされています。

フライングガーデン「爆弾ハンバーグ」を食べた感想

テーブルにはソースも用意されます。

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一番奥が「和風ソース」で、手前の2つが「にんにくソース」です。

としていると「爆弾ハンバーグ」が運ばれてきまして、紙で壁を作っているうちにハンバーグのカットが始まります。バチバチと油がはねる! これが爆弾か!

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そして、お店の人が目の前でカットしてくれるのは“さわやか”と同じです。あっという間に半分こ。

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もとは俵型のハンバーグです。内側がレアなので、半分にして好みで焼き上げるという仕組み。付け合せにはブロッコリー、ポテト、コーン。

爆弾ハンバーグを実食

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続いて、熱く焼けた鉄板でお好みの焼き加減にハンバーグを仕上げます!

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といっても、個人的にはレア気味で食べたい気持ち。

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本来であればソースもお店の人がかけてくれるようですが、何もかけない状態で食べてみたいと思ったので「にんにくソース」は後から自分でかけました。

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さてさて、肝心の「爆弾ハンバーグ」味の感想ですが、肉は粗挽きでつなぎを使っていないということで、とても肉々しいハンバーグで美味しいです!

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ジューシーなハンバーグというより、肉をがっつりと味わうワイルドなハンバーグだなぁ、というのが初めて「爆弾ハンバーグ」を食べた感想です。

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「和風ソース」と「にんにくソース」で食べ比べをしてみたのですが、どちらかというと「和風ソース」のほうがさっぱりと食べられて合うかな、と感じました。

ランチならライスもおかわり自由だし、がっつり食べたい人にも最高ですね。250gの「爆弾ハンバーグ」もペロリでした。

さわやか「げんこつハンバーグ」とフライングガーデン「爆弾ハンバーグ」

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恐らく多くの人が気になる「炭焼きレストランさわやか」の「げんこつハンバーグ」と「フライングガーデン」の「爆弾ハンバーグ」の比較ですが、基本的にはハンバーグに対する好みによるのではないかと思います。

そういう前提であくまでも個人的な好みで比べてみると、肉の旨味があるのが「げんこつハンバーグ」で、よりワイルドな肉を楽しめるのが「爆弾ハンバーグ」かな、と感じました。

ちなみに「さわやか」はテーブルに塩胡椒が置いてあるのですが「フライングガーデン」には置いてありませんでした。

勝手な想像ですけど「げんこつハンバーグ」は塩胡椒だけでもシンプルに食べられるハンバーグにしていて「爆弾ハンバーグ」はソースと食べることで完成するハンバーグにしているのではないかな、と思ったんですね。

だって、山わさびとか最高じゃないですか!? 間違いなく最高ですよ!!

強いて言うならどちらか‥‥

ぼくは肉は塩胡椒で食べるのが最も好きなので、あえてハンバーグとしてどちらかを選べと言われれば「げんこつハンバーグ」かな‥‥と思いました。しかし、おいそれと静岡まで食べに行くことはできないですからねぇ。

そのため、クルマで外出していて肉々しいハンバーグが食べたくなったら、これからは「フライングガーデン」を探すでしょう。「フライングガーデン」にレアで美味しいハンバーグがあることが分かったので、今後の外食の選択肢の一つになりました!

ごちそうさま!!!!