【幸楽苑】主力の「290円ラーメン」を500円台のラーメンに切り替えへ

2014 12 02 1136

福島県郡山市が発祥のラーメンチェーン店「幸楽苑」といえば、290円の「中華そば」だと思っていたのですが、これを止めることが発表されたそうです。代わりに500円台の新しい醤油ラーメンが投入されるのだとか。幸楽苑「290円ラーメン」販売中止の衝撃という記事になっていました。

同社は、約10年にわたって看板商品だった290円(税抜き)の「中華そば」の販売を中止し、2015年4月から500円台の新しょうゆラーメンに主力商品を切り替える計画だ。11月27日の決算説明会で、新井田傳社長が明らかにした。

「今の外食業界は低価格路線が失敗している」ということで、低価格路線からの転換を目指すということです。中華そばの売上高も、10年前は32%だったものが、現在は17%程度になっているということで、確かにぼくも「幸楽苑」に行っても中華そばを注文したことはありませんでした。

新しい醤油ラーメンは岡山限定で販売していたものだそうで、価格は520円ですが、客単価も上がり、ヒット商品となっているようです。「今まで食べたどのラーメンよりもおいしい」と社内でも評判だそうです。

そこまで美味しいなら、是非とも食べてみたいですねぇ。

一方で、こんな見方も。

首都圏では290円の安さに惹かれて来店する客も多く、ギョーザや“ちょい飲み”などで結果的に600円台の平均客単価につながっているとの見方もある。

餃子とビールを楽しんで、〆に290円のラーメンというのは、確かにありそうな気がします。どうなりますかねぇ。