食べ歩きの達人「タベアルキスト」が厳選する10選シリーズを何度かネタフルでもご紹介していますが、今回は東京の担々麺です。食べ歩きの達人ことタベアルキストが選ぶ「東京の担担麺」10選というgooランキングになっていました。ダイエットを始めてから担々麺にはとんとご無沙汰なのですが、実は大好きです。花椒のビリビリ利いた担々麺、たまりません!
しかし意外や意外、実は「汁なし」麺が本来の姿。歴史は古く、中国の四川省で1841年ごろに生まれたといわれる長い歴史を持つ料理なのです。また当時、棒に担いで歩き売りをされていたことから「坦々麺」という名前がついたとか。
へーへー。
いわゆる日本では汁ありの担々麺が一般的ですので、後から汁なしが油そばの要領で誕生したのかと思いきや、そちらの方が先だったとは。
棒で担いで売っていたから「担々麺」だったとは! 「坦々麺」という変換も出てくるのですが、担ぐが語源となると、明らかに間違いということが分かりますね。担担麺 – Wikipediaにも「平坦な」という意味の「坦坦」「坦々」の誤記であると考えられる、と書いてありました。
ちなみに、ぼくの大好きな担々麺は、和浦酒場弐で食べられる「担々麺」「汁なし担々麺」です。久しく食べられていないのですが、あれはビリビリで美味いです!
さて「タベアルキスト」が選ぶ「東京の担々麺」は次のようになっていました。
・四川担担麺 阿吽(湯島)
・希須林 担々麺屋 赤坂店(赤坂見附)
・担々麺 杉山(河辺)
・登龍(麻布十番)
・川香苑(新宿)
・龍天門(恵比寿)
・虎穴(馬喰横山)
・よつ葉(千歳船橋)
・上海チキン 大塚 小閣樓(大塚)
・中国料理 翠(市ケ谷)
色々とあるものですねぇ。というか、担々麺はけっこう当たり外れがある気がしていて、都内でフラリとランチを食べる時にも、なかなか選択しづらいのですよね。ただ、最近は担々麺専門店もあるようなので、見かけたらチャレンジしてみたいと思います。
そして担々麺ではないですが、名古屋発祥の「台湾まぜそば」がブームになりつつあるようです。名古屋発祥のラーメンが東京上陸! インパクトある味でブームに 日経トレンディネットという記事になっていました。
「台湾まぜそば」の場合は、もともと名古屋の「味仙」というラーメン店が出していた「台湾ラーメン」というご当地ラーメンがあって、それの汁なしバージョンを「麺屋はなび」という名古屋の店が出すようになって「台湾まぜそば」になったんですね。
ピリ辛の挽肉がのっているそうで、見た目はまさに汁なし担々麺です。ニラのトッピングが、普通の汁なし担々麺とは違うでしょうか。見かけたら食べてみたいと思います。
個人的には、勝浦に行って本場で「勝浦タンタンメン(勝浦式タンタンメン)」を食べてみたいという野望を持っているのですよねー。
当時、大衆食堂であった同店の店主が担担麺の存在を知り、再現してメニュー化しようと取り組んだが、ゴマの風味を出す調味料の芝麻醤が手に入らなかったことで試行錯誤した結果、独自の味が生み出された
千葉で独自の進化をした担々麺。ジャンクな感じがたまらないのです。袋麺となぜかおにぎりで食べたことあるのですが。
▼「勝浦タンタンメン」とやらを食べてみたらとっても旨味ですよ!
いつか勝浦で「勝浦タンタンメン」を食べてみたいです。
10選シリーズは次のような記事も書いています。
▼「2013年 東京、ベストラーメン 20選」食べたことなければ聞いたこともない店ばかりでした
▼エースコック タテ型 飲み干す一杯 担担麺 79g×12個