肉食は自動車よりも二酸化炭素を排出する:研究結果 « WIRED.jpという記事があり、直感的に「身体から排出される的な二酸化炭素の量が肉食だと増えるの!?」と思ってしまったのですが、どうやらそうではありませんでした。
「もしわたしたちが肉を食べる量を少なくすれば、温暖化ガスの排出は、自動車の走行距離750億kmに相当する量を削減できるだろう」。世界自然保護基金(WWF:World Wildlife Fund)によってドイツで行われた新しい研究でこう述べられている。
人間が排出する二酸化炭素の量ではなく、肉を消費するために必要な、飼料の生産、肉の輸送、保存、家庭での調理を含む二酸化炭素の排出量だそうです。
研究結果から、次のようなことが明らかになっています。
「もしわたしたちが肉やソーセージ、ハンバーガーなどの消費を週に1度だけに減らすことができるなら、大気への二酸化炭素排出量を900万t削減できます。同じ結果を得るためには、個人使用での自動車の走行を750億km減らすといった具合に、かなりの規模で自動車の利用を制限しなければなりません」
かといって、だから魚を食べれば良い、という訳でもないのでしょうが。同じようなコストはかかるでしょうから。
家族4人で肉を食べる量を減らしたところで高が知れているかもしれませんが、肉の食べ過ぎは健康にも良くないので、肉を食べないとこういうこともあるよ、というのは頭の片隅に置いておきたいと思います。