牛丼、値下げキャンペーン効果なし 「御三家」脅かす「東京チカラめし」という記事がありました。繰り返し行なわれてきた、牛丼の値下げ合戦も効果がなくなりつつあるようです。
牛丼大手3社の決算が2012年8月1日出そろった。これまで値下げキャンペーンで売上げを伸ばしてきた業界だったが、各社とも営業利益が大幅に落ち込むなど、厳しい状況となっている。
吉野家、松屋、すき家の牛丼御三家は共に、営業利益を大きく減らしています。特に、すき家は防犯対策のために導入した深夜の複数勤務体制が響いているということですが、これまでが危険だった訳ですからね。
「値下げで客を呼び込むといっても限度がある。もう値下げだけでは客は動かない」と指摘する声も。
あれだけ日常的に値下げキャンペーンをしていれば、その値下げされた状態が普通になってしまい、効果も下がるということですね。
値下げ&新商品投入が「マスコミにも以前ほど取り上げられなくなってしまった」というのは、やはり飽きられたということかと。
ここで元気なのが「東京チカラめし」です。
新宿や渋谷、池袋など、立地がいいところに急ピッチで出店していて、1年ちょっとで90店舗ほどになっている。ここが出している『焼き牛丼』は焼いた牛肉を使っているのが特徴で20~30代の若い人に人気。御三家に圧力をかける勢いです。
まだ食べたことがないのですが、若い人には魅力的なメニューの気がします。
この「東京チカラめし」ですが「東方見聞録」を運営している三光マーケティングフーズによる牛丼チェーンとのことです。
牛丼以外にも、うどんやラーメンの安いチェーンが伸びていますし、御三家はこれまでのやり方を変えなくてはいけなくなるでしょうね
マクドナルド、弁当屋に総菜、スーパーなど、競合も多いですからね。