毎年秋にお声がけ頂いている、サントリーの「ボジョレーヌーヴォーを楽しむ会」にお声がけ頂きました。なんと、今年で9回目だそうです。少しずつ時を重ね、イベントも熟成していくの、いいですよね。
さて、今年の「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー」は当たり年なのだそうです。なんでも、ジョルジュ・デュブッフ氏をして「我がワイン人生最良の年」だとか。どうして、そんなに良いワインができのでしょうか?
2015年の夏は記録的な日照量と少ない降雨量で、ぶどうの収穫が8月24日からと早かったそうです。過去にグレートヴィンテージと言われた2009年8月27日よりも早いのですから、いかにぶどうの出来が良かったかが分かります。早く収穫できるということは、それだけ熟成期間も長くとれるので、つまり「我がワイン人生最良の年」ということになるのですね。
会場となったのは、渋谷のイタリアンバル「アチェーゾ(ACCESO)」です。
幅広い年齢層のお客さんがあり、立地もヒカリエの真裏ですので、20人くらいのパーティーをするならちょうど良さそうです。料理も美味しかったですよ。
今回、飲んだのは何種類かありまして、まずはベーシックな「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2015(赤)」から。
新酒ですから、もちろん若々しさがあります。花のラベルがかわいいですよね。評によると「フレッシュでいきいきとした味わいが楽しめるヌーヴォー」とあります。
みんなで乾杯!
続いては「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィーラジュ ヌーヴォー 2015(赤)」です。実は今回、最も参加者の支持が厚かったのがこのワインでして、ボジョレー・ヴィーラジュ地区で収穫されたぶどうだけが使われています。確かに、個人的にもしっかりとした味わいの中に繊細さもあり、最も美味しいと思ったワインでした。
これは「ドメーヌ ド ラ コルティエール ボジョレー ヌーヴォー 2015 オーガニック(赤)」です。その名の通りのオーガニックなワインで、有機栽培のぶどうが使われています。独特な味わいもしたので、これは好みが分かれるかもしれません。
ワインは熟成してこそのお酒なのかもしれませんが、新酒を祝いお祭りとしては、個人的には「ボジョレー ヌーヴォー」は楽しみにしています。飲む口実になりますからね。なんてね!
いやでも本当にこの時期、忘年会目前で年の瀬直前ですけど、そこで気分をリフレッシュできるのは新酒のおかけだと思いますよ。粛々と清い気持ちで12月の忘年会を迎えられるのですからね。
さて、今回の会では新酒として「ボジョレー ヌーヴォー」以外に国産ぶどう100%でつくられた「ジャパンプレミアム」シリーズの2015年新酒「ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 新酒 2015」と「ジャパンプレミアム 甲州 新酒 2015」も頂いたのですが、個人的に非常に気に入りました。
味が美味しかったのはもちろんなのですが、このボトルデザインがなんだかおめでたいと思いませんか? ボトルにダイレクトに印刷されているのですよ。お正月に飲んだら良さそうだと思いました。
白もいいし。
赤もいい。
いずれも限定発売のようなので、これは仕入れて冷蔵庫に寝かせておこうかな‥‥。1,800円です。個人的にも「ジャパンプレミアム」シリーズはヒットでしたねぇ!
最後に頂いた料理もご紹介。他にも食べましたが、写真を撮り忘れてしまいました(飲むのに忙しくて)。
お店は「アチェーゾ(ACCESO)」です。