2012年6月、新宿で開かれた釋永陽さんの個展を訪れた際、出して頂いたお茶の湯呑がとても素敵で、伺ったところ秋に焼けるとのことだったので、夫婦用にお願いさせて頂いておりました。
それが、この週末に届いたという訳です!
確か、学生時代の習作として作り始めた、というようなお話を伺いました。
プチプチでしっかり梱包してあります。
「越中瀬戸焼」の切立湯呑ですよ〜。
上からみると、ちょっとハートぽくなっているんですね。
裏返したら「陽」と印が入っていました。
お茶はもちろんですけど、これで日本酒もね。いいですよね。
夫婦で末長く愛用させて頂きます! ありがとうございます!
さて、タイトルに入れた「スティーブ・ジョブズも愛した越中瀬戸焼の担い手」ですが、次の記事で詳細を書かせて頂いております。
▼スティーブ・ジョブズも愛した越中瀬戸焼の担い手「釋永 陽 展」(新宿)
2012年の年初に富山を訪れた際に、陽さんがお父さんと作陶されている「庄楽窯」を訪問させて頂きました。ゆっくり時間の流れる素敵な場所でした。
お父さんの釋永由紀夫さんが京都で個展をした際にふらりとスティーブ・ジョブズが現れ、陶器を購入し、その後、アメリカからも注文が入っていたそうです。それが「越中瀬戸焼」です。
あくまでも、ぼくの印象ですが、釋永由紀夫さんの作られる作品はシンプル。Apple製品にも通じるものがあると思いました。そして、陽さんは、ご本人がそうなのですが、暖かい作品です。
同じ焼き物でも、作り手によって違ってくるんだなぁ、と当たり前のことですが、親子の作品を見て感じたのが、富山での経験の一つでした。
なお、釋永陽さんは2012年10月24日より富山大和で個展をされるそうですので、お近くの方はぜひ! 花のうつわが中心だそうです。