仮想通貨の取引所「コインチェック」が騒動の真っ只中、仮想通貨投資の入門書「5000円ではじめる仮想通貨投資入門」を献本で頂きました。
なんというタイミングで‥‥と思って確認したら、2017年秋に出版された書籍なので、最近、ネタフルで仮想通貨絡みのネタを書いているので、それでピンポイントで献本としておくって下さったようです。ありがとうございます。
メルカリやLINEが仮想通貨を取り扱うというアナウンスがあったので、そろそろ勉強してみようかと「ビットフライヤー」で口座開設した矢先に、今回の「コインチェック」騒動でした。
やはりきちんと勉強してから始めないとね‥‥と改めて思うも、仮想通貨絡みの本、特に入門書となると煽りの印象があり、どれを手にとって良いか分からないというような状況でした。
まだちゃんと読み込んではいませんが、目次をみると落ち着いた印象です。基礎知識から基本的な買い方、売り方など。
オススメの取引所にビットフライヤー、コインチェック、Zaif、と。この時から今回の騒動を予見するのは難しいですから、ほとんどの書籍がこの大手3社を掲載しているのではないでしょうかね。
仮想通貨を安全に保管するための、ハードウォレットについても触れられています。被害に遭わないための注意点なども。
基本的にはコツコツと積み立てをしていきましょうという内容で、これは仮想通貨だけでなく一般的な株の取引とか、投資信託でも言えることだと思います。つまり書籍としては実直な内容だと思いました。
今後、仮想通貨の取引に関しては規制が強まることが予想されますし、騒動を嫌って離れていく人も少なくないと思います。そうなった時に「健全な市場」となったとして、爆騰を期待する投機のような市場ではなくなる可能性も高いでしょう。それでも仮想通貨に興味がある、コツコツと勉強してみたいという人には、本書は入門書として良さそうだと感じました。
個人的には投機対象としてではなく、もっと落ち着いて、普通に決済などに使える「通貨」として落ち着いて欲しいなぁ、と願っておりますが。