佐々木俊尚氏の「ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語」を献本で頂きました。ありがとうございます!
まだ黎明期までのパートしか読んでいないのですが、ものすごく面白いです。
インターネット前夜のパソコン通信時代の話から始まり、ドワンゴのメンバーが知り合い、そして‥‥というような内容で、基本的には「ドワンゴ物語」なのですが、これが非常に面白い。
ぼく自身、パソコン通信(しかも大手には参加したことない草の根BBS専門)からインターネットと場所を移し、さらには同じような時代を全く同じように過ごしてきたので、共感する部分というのも大きいのかもしれません。
先に読み終わったいしたにさんが、次のように感想を書いています。
▼『ニコニコ動画が未来を作る ドワンゴ物語』は風雲録だった:[mi]みたいもん!
それは「ネットはきのうきょうで出来上がったものじゃない」というところです。この視点は、個人的にはネットを語る時に、常に片隅においておかなくてはいけないことだと思っています。
そうなんですよね。ぼくが「ドワンゴ」という名前を知ったのは、着メロのテレビCMだったと思いますが、それ以前にも以降にも脈々と続く歴史がある訳です。
簡単にはことはなし得ない、そんな当たり前のことを改めて気づかせてくれる本なのではないか、と思いました。
1年後の自分、3年後の自分、そして5年後の自分への応援歌として、最後までじっくり読みたいと思います。
▼ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語 (アスキー新書) (新書)