上方落語の第一人者で、人間国宝の桂米朝さんが肺炎のため亡くなりました。89歳でした。桂米朝さん死去 上方落語の第一人者という記事になっていました。
端正な語り口で知られる上方落語の第一人者で、文化勲章を受章した人間国宝の桂米朝さんが、19日夜、肺炎のため亡くなりました。
1996年に、落語会では2人目となる国の重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定されていました。
上方落語、つまり大阪・京都を中心とした地域の落語の復興に、力を注いだ人物ということです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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退院後は自宅療養を続け、14年1月の米朝一門会では、楽屋を訪れ年頭のあいさつ。6月27日には56年連れ添った妻で元女優の中川絹子さん(享年88)を亡くし、葬儀に車いすで参列した。
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「伝統ある上方落語復興に貴公の生命をかけろ」。このひと言で四代目桂米団治に入門、以来70年近い芸歴を重ねることになったのである。