2013年9月19日、任天堂の前社長である山内溥氏が死去しました。85歳でした。1983年に発売した「ファミリーコンピュータ」が大ヒットし、任天堂を世界的な企業に育てました。社葬が行われ、約2,000人が参列したそうです。
任天堂の山内溥前社長が死去 85歳という記事になっていました。
1927年、京都府生まれ。49年、家業のカルタ・トランプ会社、丸福(現・任天堂)の社長に就任した。早くからハイテク玩具の成長性に目を付け、83年に発売した家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」が大ヒット。「スーパーマリオブラザーズ」などの人気ソフトも生み出し、任天堂を世界企業に育て上げた。
個人で大リーグのシアトル・マリナーズに出資したことでも知られています。
小学4年生くらいでしょうか。友人宅でファミリーコンピュータのマリオブラザーズで初めて遊びました。そこからコンピュータへの興味が生まれ、スーパーファミコンはもちろんですが、パソコンの世界にも足を踏み入れました。思い返せば、ファミコンは原点でした。
朝日新聞デジタル:「すばらしい娯楽に感謝」 任天堂・山内氏社葬に2千人 – 経済・マネーという記事にもなっています。
葬儀委員長の岩田聡社長は「世界中から『ビデオゲームというすばらしい娯楽との出会いをつくってくれてありがとう』というお悔やみのメッセージをもらった。これこそ、人生を賭けて成し遂げられたこと」と弔辞を述べた。
心よりご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。
【任天堂】山内さんが居なかったら生まれてなかった物 : 2chコピペ保存道場もあわせてご覧ください。
1992年には、経営危機に陥った米大リーグ球団シアトル・マリナーズを買収。
米国任天堂が本拠を構えるシアトルに大リーグ球団を残して市に恩返しをしたいとの思いから、
個人的にオーナーとなった(現在は米国任天堂が所有)。
任天堂 “驚き”を生む方程式 | ||||
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▼山内氏の逝去に関して、大リーグコミッショナー、シアトル・マリナーズ球団が声明 | インサイド
「シアトル・マリナーズは本日、山内溥氏が逝去されたという報に深い悲しみを覚えています。彼らの任天堂におけるリーダーシップは世界的な伝説です。1992年にシアトル・マリナーズを買収し、シアトルに残すという決断はこの地に伝わる『太平洋北西部に伝わる良き市民としてのあり方』を体現するものでした。山内氏は日本人選手の米国での活躍の扉を開いたことでも記憶されるでしょう。そしてシアトル・マリナーズにとって彼は永遠に忘れられない存在になるでしょう」