「AKIRA」題字も担当した漫画家の平田弘史氏が、2021年12月11日に心不全により亡くなったことが公式サイトで発表されました。84歳でした。
初めて平田弘史氏の作品に触れたのは、ミスターマガジンで連載された「異色列伝 怪力の母」だったと記憶しています。恐らく20歳前後。
続いて「平田弘史のお父さん物語」も単行本を購入して保管してあります。独自の世界観、独特な筆力に圧倒されました。
「AKIRA」の題字を担当したことが有名ですが、平田弘史 – Wikipediaを見ると「アゴなしゲンとオレ物語」「ディエンビエンフー」など、ぼくが読んでいた作品の中にもありましたし「イース(X68000版)」は驚きです。
2013年に日本漫画家協会賞文部科学大臣賞受賞。
遺影写真は平田弘史氏の次男・平田篤慶氏による鉛筆画だそうです。心よりご冥福をお祈りいたします。
サトウサンペイ氏、さいとう・たかを氏、白土三平氏、古谷三敏氏と、今年は一時代を築いた巨匠の訃報が続きますね‥‥。