2015年1月~12月までの実売データをまとめた「BCN AWARD 2016」において、各デジカメ部門の受賞メーカーが発表されています。デジタルカメラに関する部門は4つありますが、その内3つで1位を獲得したのが、キヤノンです。
「BCNランキング」は、全国の量販店のPOSデータを日次で収集し、アイテム(製品ジャンル)ごとに集計した実売データベースで、それを年間通してまとめたものが「BCN AWARD」となります。つまり、確かに売れていてた、という製品のランキングになります。
デジタルカメラに関するランキングは以下の4つで、それぞれの1〜3位は次のようになっています。
デジタルカメラ(レンズ一体型)
1 キヤノン 30.5%
2 ニコン 21.0%
3 カシオ 14.8%
デジタルカメラ(一眼レフ)
1 キヤノン 56.2%
2 ニコン 36.7%
3 リコーイメージング 6.7%
デジタルカメラ(ミラーレス一眼)
1 オリンパス 34.5%
2 ソニー 24.8%
3 キヤノン 13.6%
交換レンズ
1 キヤノン 24.1%
2 ニコン 15.2%
3 シグマ 13.5%
レンズ一体型(いわゆるコンパクトデジカメがここに入ります)、一眼レフともに、キヤノンが1位を獲得しています。特に一眼レフでは50%以上ですので、かなり強さです。それによって、交換レンズも1位です。
ただ、ミラーレス一眼になると状況は変わって、オリンパスが強く、2位にソニー、3位がキヤノンとなります。各社がどこのカテゴリーに力を入れているのか、それが反映されているようです。
(via デジカメinfo)