「OLYMPUS PEN-F」EVFをボディに内蔵した往年のデザインが再現されたミラーレスカメラ

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これまでのPENシリーズは、個人的にはどうしてもコレジャナイ感を感じていたのです。宮崎あおいがイメージキャラクターを務めるくらいで、女性を意識していたのでそれも仕方ないところだったとは思うのですが。新しく登場した「OLYMPUS PEN-F」は無骨な感じで、見た瞬間に「コレコレ」って思いました。このゴツゴツした感じがいいのですよ。しかもEVF内蔵。

フィルムカメラ風の高品位ミラーレス「OLYMPUS PEN-F」 – デジカメ Watchという記事になっていました。

製品画像を見ての通り、往年の金属外装フィルムカメラのエッセンスを取り入れた外観が特徴。オリンパスでは「時代を超えた美しいデザイン」であることを強調している。トップカバーとフロントカバーはマグネシウム、底面と削り出しのダイヤルにはアルミ素材を採用。

細かい機能がどうこうというよりも、所有感、物欲が満たされるデジカメと言えるのではないでしょうか。デジカメのデザインて、試行錯誤されてきたところがあると思うのですが、やはり往年のカメラのデザインの方向性に集約されていくのかなぁ。それがいちばん、しっくりくるんだよなぁ。

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上面にはモードダイヤル、露出補正ダイヤル、シャッターボタンなどに加え、フィルム巻き戻しノブを模したかのような電源操作部も配置される。シャッターボタン周囲はコマンドダイヤルとして使用可能。モードダイヤルにはロックがつき、C1~C4のカスタムポジションが設けられた。

ボタン類が多いのも、使い勝手が良さそうです。「OM-D E-M5 Mark II」と同じ、8回分の露光を合成して記録画素数を増加させる「ハイレゾショット」や、センサーシフト式の5軸手ブレ補正も搭載です。

ただし、フラッグシップモデルですので、価格もかなりのものとなります。ボディのみが15万円前後、レンズキットが21万円前後です。さすがに手が届かない訳でありますが、まずは手にしてみたい、触ってみたいデジカメです。

2016年2月26日発売予定です。

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オリンパス、銀塩カメラ風フォルムのミラーレス機『OLYMPUS PEN-F』発表。EVF内蔵、50Mハイレゾ写真も撮影可 – Engadget Japanese

内蔵のEVFは、236万ドットの有機ELを使用。ダイナミックレンジが拡大する「OVFシミュレーション」や拡大表示機能、ピーキング感度や表示色を指定可能な「フォーカスピーキング」機能も利用可能です。2軸可動で3.0型(約104万ドット)の背面モニターも装備しています。