本当はもっと写真が上手くなりたい! んですけど、気軽に「おや? 自分、ちょっとイケてる?」という写真が撮れてしまった「GR DIGITAL IV」のクロスプロセスという機能をご紹介です。
「GR DIGITAL IV」を手にしたら、様々な画像設定モードを試してみたいと思っておりまして、このクロスプロセスもその一つでした。
クロスプロセスとは何か?
クロスプロセスとはには次のように説明があります。
フィルム毎の決められた現像方法ではなく、ネガ・フィルムをポジ現像、ポジ・フィルムをネガ現像することを、クロスプロセス(クロス現像)と呼びます。
予測不能な色合いの写真が撮れる、と思っておけば良いでしょうか。しかも、デジタルの良いのは、その場で出来上がりを確認できるところです。
出来上がりを確認しながら、少しずつ設定をいじって、自分好みの写真に仕上げることができます。
本来、あまり写真にエフェクトをかけるのは好きではなかったのですが、試してみたところ、全くイメージが変わりました。これは良いものです。
というか「こんな色合いで撮れたらいいなぁ‥‥」と、常日ごろから憧れるような写真が、自分の手で撮れるようになってしまったのです!!
設定をいじりながら、撮影していった様子で振り返りますね。
設定を変更し、何も考えずに最初に撮影した写真です。曇天。
なんとなく、それらしく写真を撮っていきます。
いい感じには思えるけど、でも、まだなんだか違う。
悪くないけど、ちょっと違うんだなぁ。
などとやりつつ、もう一度、設定をいじってみることに。
色調が選べました。
ベーシック。
マゼンタ。
イエロー。
うむ、この3種類の中であれば、ベーシックが好みです。
さらに、コントラストを強めにしてみます。
思い切り強くしたところ(9段階の9)さらに自分が思い描いていたような写真に近づいてきました!
「よし」
ということで、さらに設定をいじります。
今度は「周辺減光」です。これを強にします。
おおっ!?
おっと!?
これはいいかも!?
F1.9の明るいレンズのボケもあいまって、自分の中ではかなり良い感じになってきました!!
こういう暗めで青というかシルバーというか、そんな色の強い写真を撮ってみたかったのですよ。
ぬほっ。キレイにボケるなぁ。
明るい色は立ちますね。
緑もいい具合。
落ち葉もいいですなぁ。
自分で撮った写真じゃないみたい。
違う世界が見えている気がします。
なんだかよく分からないものですら、素敵に見えるような?
この設定が最高なのか分からないので、引き続きコントラストなどはいじってみようと思いますが‥‥
クロスプロセス、素敵です。
うーん、いいですねぇ。
他にも画像設定モードはありますので、そちらもいろいろ試したくなりますね。とりあえず、クロスプロセス、気に入りました!!
こうしてみると、いかに「現像」が大事な作業なのか、ということがよく分かりますね。
さて、クロスプロセスについて調べていたところ、リコーのブログに行き当たりました。
色々調整していたら、好みの雰囲気が出る設定を見つけたというのが正直なところ。あまり理屈はありません。皆さんも「クロスプロセス」+「ホワイトバランス補正」をぜひお試しください。 好みの設定を見つけたら、名前を付けてマイセッティングBOXに登録しておくと、いつでも呼び出せるので便利です。その際はキーカスタム設定の「ホワイトバランス補正のMY登録」をONにしておくのをお忘れなく。
さらに「おもいっきり日の丸構図ですが、それで撮っていて楽しいというのがこのモードの面白いところですね」とも。そうそう、そうなんですよ!
日の丸構図ですら、楽しくなります!!
これまで次のような記事を書いています。
▼「GR DIGITAL IV」淡々と静かに時に情熱的に撮るカメラ
▼「GR DIGITAL IV」用に腰カラブラ小バッグを新調した!
「iPhone 4S」も一緒に持ち歩いていて、それもなかなか良い写真が撮れるのですが、もちろん撮れるものは違うんですよね。なので「iPhoneだけで良い」とはならない訳です。このあたり、まだ、うまく言語化できていないのですが。
▼RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL IV ホワイトエディション