AMNの「GR DIGITAL IV」のモニターキャンペーンに応募したところ、当選してしまいました。ちょっと驚き。リコーのデジカメはいくつも使っているだけに、喜んでモニターさせて頂きます。
ぼくのリコーデジカメ遍歴は次の通りです。
・GR DIGITAL(初代)
・Caplio GX100
・GXR
そうなんですよ「GR DIGITAL」は勝手に惚れ込んで、初代から使っていたのですよ。
そこでリコーのデジカメの操作性の良さが気に入り「Caplio GX100」「GXR」と使ってきています。いずれも操作系が同じなので、マニュアルを読まずに使い始められるのが素晴らしいです。
ということで、まずは開封の儀より。
パッケージの中身も、超シンプルでした。本体、バッテリ、充電器、ストラップ、くらいでしょうか。
手にして驚いたのですが、外観も初代とほとんど変わっていないのですね。もちろん、サイズがやや大きくなっているとか、フラッシュ周りとか、細かくみれば違いはあります。
ただ、操作系がほとんど同じことも相まって、良いか悪いかは別にして、新しいデジカメを触っている、という感覚は大きくはありません。
AFが高速化しているとか、画質が大幅に向上しているとか、手ブレ補正があるとか、性能面の感動はもちろんある訳ですが、ワクワク感よりも安心感が大きいというのは、デジカメの新製品には珍しい感想です。
そしてもう一つ。
今回「GR DIGITAL IV」を手にして強く感じたことがありました。
操作系は大きく変えず、しかも外観もシンプルなデザインで芯が通っているところは変わらず、しかし、見えないところで性能は向上している‥‥これって、Apple製品みたいだな、と思ったのです。
もちろん、新製品が登場する度にデザインが大きく変わったり、ワクワクするような新機能が追加されるというのは魅力でもあるでしょう。
ただ、個人的には継続性のないデザインや機能に、あまり魅力を感じなくなっています。言い換えれば、とってつけたようなデザインや機能、と言えば良いでしょうか?
リコーのデジカメというのは、その精神性というか、主義というか主張というか、そんなところに大きな魅力があると思っています。
ラインの違う「GX200」や「GXR」や「CX5」でも、操作系に迷わないのはもちろん「これはリコーのカメラだ」というのが非常に分かりやすく備わっていると思うのですね。
リコーのデジカメって、どこか“変態的”ですよね。これはもちろん褒め言葉です。でも、その変態的なところが気に入っている訳です。筋が通った変態だからこそ、熱心なファンを捉えて離さないのだと思います。
例えば、Amazonで価格を調べると71,800円でした。
リコー 2011-10-20
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安くないです。というか、ミラーレス一眼が買える価格帯です。
「GR DIGITAL IV」は単焦点なのでズームができません。不便に思う人がいるかもしれませんが、それも含めて「GR DIGITAL IV」なのです。
毎日、気軽に持ち歩き、時に淡々と、時に情熱的に、また静かに場面を切り取ることができるカメラ。万人のためのカメラではないけれど、確実にファンの心を捉えて離さないカメラが「GR DIGITAL IV」なのです。
なお、他にもモニターされている方はたくさんおりまして「GR DIGITAL IV User's Report | GR Festa! – GRで楽しむ、GRでつながる。 | リコー」というサイトも立ち上がっています。
みなさん、写真が上手すぎです‥‥こういう写真が撮れると思ったら、間違いなく「GR DIGITAL IV」が欲しくなってしまうでしょうね。