しばらく前からコンパクトデジカメを買い替えたくなっていて、キヤノン「PowerShot S90」にグッときたものの、ここにきて同じくキヤノンの「PowerShot G11」が気になり始めました。
これまでに気になってきたのは、以下のデジカメです。
そして現在、主に使用しているのは以下のデジカメです。
・キヤノン「EOS Kiss X3」
・リコー「GR DIGITAL」
・リコー「Caplio GX100」
ご覧頂くと分かるように、好きですリコー。
なので「GX300」が登場するのであればそれを選択肢にしたかったのですが、そのラインは「GXR」に吸収されるようなので断念。
コンパクトデジカメの主な利用用途は、もちろん普段撮り用ですが、子供と外出した際の取り回しが大きなポイントになります。また、3倍くらいでもズームがあった方が良いです。
というところで、リコー「GR DIGITAL III」とパナソニック「LUMIX GF-1」は無くなります。
「GR DIGITAL III」の向上した高感度にはひかれるのですが、やはりズームは欲しい。同様にレンズ交換式なのにコンパクトを実現した「LUMIX GF-1」も良いですが、交換レンズはやや厳しい、という理由になります。
リコー「GXR」の登場もずっと待っていたのですが、まず価格帯が厳しいです。同じようにレンズ交換式であれば今は「EOS Kiss X3」があるので、このポジションはそちらに譲ります。
そこで知ったのがキヤノン「PowerShot S90」です。このデジカメはですね、本当にコストパフォーマンスが素晴らしいですよ。レンズ周りのコントロールリングを操作する発想にもそそられました。
しかし、気になるところが出てきてしまいまして、それがマクロ性能です。リコーのコンパクトデジカメは1cmくらいまで寄れるのでそれに慣れてしまっているのですがキヤノン「PowerShot S90」は5cmなのですね。
最初は気にならないと思っていたのですが、どうも撮影サンプルを見ていると“あと一歩踏み出したい”感を感じます。実機を触ると、電源ボタン、シャッターボタンの位置も気になったり。まあ、このあたりは本当に好みです。
キヤノン「PowerShot S90」もいいけれど最後の一歩を踏み出せずにいたところで思い出したのが「PowerShot G11」です。登場から少し経過しているので、Amazonでも43,000円になっていて、ハイエンドモデルとしては手を出しやすくなっていることに気付きました。
もともとボディサイズが大きいので持ち歩きには不便と思っていたのですが、実機に触れてみると、思っていた程には大きくありません(もちろんS90とかに比べたら相当大きいですが)。
調べてみると、高感度でノイズを減らすために前モデルより画素数を減らすという割り切りっぷり。DIGIC 4も採用されているので、暗所の撮影は良さそうです。そうそう、そもそも「Caplio GX100」が暗所に弱いので、それで買い替えを検討し始めたのですよね。
あとはモードダイヤルとは別に、露出、ISO感度などをダイレクトにいじることができるボタンがあるというのもポイント高いです。
このあたりはさすがハイエンドモデルで、一眼レフっぽい操作も可能となっている訳です。さらにズームも5倍で、申し分ないです。
ただし、実機を触ってみた感じだと、ややシャッターボタンの半押しが柔らかくて分かりにくいかな、と思いました(店頭で押されすぎたせい?)。
「PowerShot S90」との差別化のために、液晶モニタがバリアングルになっているのですが、個人的にはあまりここはそそられるポイントではありませんでした。そこではなく、光学式ファインダーがあるのにそそられます。
ということで、ゴツくてボタンが多くて、質実剛健を絵に描いたような大振りなコンパクトデジカメ「PowerShot G11」が気になってきたのであります!
周りで「GR DIGITAL III」や「PowerShot S90」を使っている人は増えたけど、あまり「PowerShot G11」がいないというのも面白いかな、とか。
ちなみに子連れカメラとしてはレンズキャップはないに越したことはないな、というのが個人的な感想ですので、そういう意味でも「PowerShot G11」はピッタリコン。
▼Canon デジタルカメラ Power Shot G11 PSG11
さっきカメラのキタムラに立ち寄ってみたら「ヤマダ電機対抗」とかで、48,800円だったんですよねぇ。Amazonだと43,000円ですが、キタムラの良いところは手持ちのカメラを下取りできるところでしょう。
45,000円くらいに値下がり&下取りだったら、けっこうグラグラくるな〜。もう少し年末まで待ってみるかなぁ。悩ましい!