
取材中に思わずTシャツを買わずにはおられなかったのが、チェコ伝統のブループリント(藍染・インディゴ)の工房「modrotisk」です。
元々は1904年にヨフさんが始めたファミリービジネスで、現在でも受け継いだ家族を中心に工房は運営されています。

家系図的な写真
ヨフさんに始まり、その奥さん、息子、そのまた息子のフランティシェク氏(写真の人物)、そしてお孫さんとなる女性(写真の人物)と、脈々と受け継がれているビジネスの系譜がそこにはありました。

店の外観

静かな場所に店と工房はある

会社の名前がArimo

インディゴな色合いの店舗

買わずにいられなかったTシャツ

このTシャツもかわいい

100年以上、やり方は変わっておらず、国宝と言われている存在だそうです。

チェコのブループリントは現在、世界文化遺産に申請しており、いずれ認定されると言われているのだそうです。

現在では伝統的な作り方をしている店は2つだけに減っているそうです。

第二次世界大戦の後に共産主義革命があり国営化されたものの、現地の共産党は厳しくなく、そのままファミリーで続けることができたのだとか。

そして、ビロード革命が起きて民営に戻りました。

女性のお兄さん
扱う商品は、100パーセントコットンがメインです。

古い型は200年前のものも
こちらの工房には見学ツアーもあります。日本人が工房見学に訪れたこともあるそう。

娘さんはファッションデザイナーです。

もともとは海外に行ってみたいという思いを持っていたそうですが、母親から「ブループリントをやってみては」と言われ体験したところ、大好きになり工房の仕事をすることにしたそうです。

ショップで販売されているアイテムのバリエーションが豊富に感じたのですが、どうやらデザイナーである娘さんが頑張っているようです!?

伝統に新しい息吹を吹き込んでいるのでしょう。

もしも近い将来、チェコのブループリントが世界文化遺産に認定されることになれば、かつて自分が思い描いたのとは違う形で、世界に飛躍していくことになるに違いありません。

藍染をしているところ

末永くおじいちゃんと孫で、ブループリントの伝統が守り続けられることを願ってやみません。
それでは工房訪問した様子を動画でご覧ください。
デザイナーである娘さんがきっと大きく反映されているはずのショップ。これは買わずにはおられません!

ブロガーツアー参加者が一斉に買い物をしだしたのは、もしかしたらここが圧倒的だったかもしれません。

藍染というのは、日本人の心をとらえる色なのでしょう、きっと。チェコにいるのに、なんとなく懐かしい気持ちにもなったのです。
藍染めがユネスコの無形文化遺産に登録
藍染めがユネスコの無形文化遺産に登録されましおめでとうございますこれを機に、チェコの藍染めについても多くの方に知ってもらえると嬉しいです https://t.co/EGMjTS1COA
— チェコ共和国【公式】 (@JpCzechRepublic) 2018年11月28日
おめでとうございます!

>>Modrotisk Danzinger – výroba modrotisku Olešnice | modrotisk-danzinger.cz
住所:Křtěnovská 175, 679 74 Olešnice na Moravě
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