「いいかい学生さん、トンカツをな‥‥」ネットでしばしば見かける、諭すような“名言”がありますが、この「いいかい学生さん」の元ネタは、マンガ「美味しんぼ」だというのはご存知でしょうか？
「いいかい学生さん」というこのフレーズは、単行本だと11巻に、テレビアニメだと28話で登場する「トンカツ慕情」という話のセリフです（小学館文庫では8巻）。
そして「美味しんぼ」のYouTube公式チャンネルが、ちょうどこのセリフの部分だけを投稿していたので、紹介しておきます。実はぼくもアニメでのセリフは初めて見ました。
「いいかい学生さん」の動画
お金を奪われてしまった“学生さん”に、トンカツ屋の店主がとんかつ定食をごちそうし、例のセリフを口にするというシーンです。
「いいかい、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが人間偉すぎもしない、貧乏すぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。」
（第28話「トンカツ慕情」より） pic.twitter.com/6gqnDdSr4p
— 美味しんぼ【公式】| YouTube配信中！ (@oishinbo_ch) March 17, 2023
「いいかい学生さん」アニメとマンガで違う
実はマンガ版とはセリフが少し違うのですね。
アニメ版 いいかい学生さん
「いいかい、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが人間偉すぎもしない、貧乏すぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。」
マンガ版 いいかい学生さん
「いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。」
しかしアニメだと“学生さん”の部分が抜けているのが分かります。
いつでもとんかつが食べられる‥‥なんともまぁ、うまい人生の指標ですよね。とんかつを食べるたびに、この「いいかい学生さん」というフレーズを思い出します。
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