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個人的には日常生活に欠かせないサービスとなった「Clubhouse」ですが、一頃のブームも落ち着いて今後が気になるところです。定期的にアプリもバージョンアップしていますが、定期開催されるイベントで興味深い発表があったようです。
TechCrunch JapanでClubhouseがクリエイター向けアクセラレータープログラム開始、スポンサー紹介もしくは月54.6万円の収入を保証という記事になっていました。
最初は20人前後のクリエイターを集め、作品制作を手助けする。そのためにClubhouseは、クリエイターが作業を始めるために必要なものはすべて提供する。iPhone、AirpPods、iRigなどの機器から、プロモーション支援、ゲストのブッキング、さらにはベビーシッターまで。
「Clubhouse Creator First」と名付けられた、アクセラレータープログラムを立ち上げることが発表されたそうです。
クリエイターとショーのスポンサーを引き合わせたり、それが見つからない場合には月額5,000ドル(約54万6000円)を3カ月間保証するといった取り組みが行われるのだとか。
当たり前ですが、サービスが伸びていくには良質なコンテンツが必要です。自分で「Clubhouse」で話したり、聞いたりして思うのですが、喋るだけでも、聞いている人を楽しませるにはいかにそれが難しいことかを実感します。
YouTubeでテレビ制作会社が活躍しているように、Clubhouseではラジオ制作会社が活躍する未来はすぐそこかもしれません。
たまに「Clubhouse」でプロのモデレーターを名乗る人を見かけるのですが、それも現実のものとなるのでしょうね。放送作家のような人や、音声のエンジニアたちとチームを組んだりもするでしょう。
Twitterの「スペース」や、Facebookも音声SNSを開発しているという話も聞こえてきますが、既にClubhouseを違うステージへと向かいつつあるように思います。
個人的にも仕事中は耳が空いているのでラジオを聞いていることが多かったのですが、Clubhouseを起動する比率が高まってきています。
日本ではClubhouseは飽きられたという話も目にしますが、実際には数百、数千のリスナーを集めているルームはまだありますし、Androidアプリがリリースされれば、また大きくユーザーを集めるのは間違いないと思います。むしろここから、でしょうね。
ぼくも声優の平野文さんが毎週金曜日の夜に放送している「平野文のマイクの向こう側 第2部」のお手伝いをしているので、ぜひ聞いてみてください。映像も繋げてスタジオのような配信をしています。
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