Googleトレンドで確認すると、話題の音声SNS「Clubhouse」のピークは2021年1月29日で、そこから徐々に右肩下がりになっていることが分かります。
「Clubhouse」はピークアウト
「Clubhouse」はベンチャーキャピタル系、IT系のアーリーアダプターの間で話題となり、招待状がメルカリで販売されるなどしてあっという間に芸能人・有名人が参入するなど、Twitterが数年かけて辿った歩みを1週間程度で駆け抜けてしまいました。
まあClubhouseピークアウトかな。Twitter黎明期のような楽しさがある一方で、自称意識高い系やメディアの汚染が早く快適さを保つのが難しい。一方で発信者にとってはリスナーとの距離を縮められる有りそうで無かったサービスであって、コミュニティ形成の1ピースとして継続しそう。 pic.twitter.com/undvtCI6t6
— ヤガー (@yager) February 14, 2021
最初の頃は多かったただの雑談部屋も減り、テーマを決めて話す部屋が増えたように感じます。最初の頃に見かけた名前も見かけなくなってきました。あくまでも観測範囲では、ですが。
「Clubhouse」内で話されたことは外部に漏らしてはならないという規約ではありますが、週刊誌のネタになったり、YouTubeにそのままアップされるなどして、当たり前ですが決して安全な場所ではないことが分かると、利用する芸能人も減ったように見えます。
個人的には平野文さんのルームのアシスタントを務めたり、友人の @odaiji と台本を書いてラジオぽいことを始めるなど、より番組ぽいことへ挑戦し始めています。
恐らく、今後はふらりと「Clubhouse」を起動するということは減っていき「これが聴きたい」というルームの予定を調べて聴くような利用方法になっていくのかな、と予想しています。
イベントやセミナーを企画する側としては、より「Clubhouse」以外での告知が重要になっていくのではないでしょうか。
ライバルはラジオ?
実は「Clubhouse」はSNSというよりは、ライバルはラジオではないかと思っています。ラジオにプラスアルファして手軽な参加型にもなりますし、今後さらにユーザー数も拡大してくことを考えると、もしかするとラジオ番組を「Clubhouse」で配信するケースも出てくるかもしれませんし、その逆も考えられます。
何らかの課金システムを導入するという話もあるので、そうなると今は見かけないYouTuberの姿も多く見られるようになるかもしれません。
個人的には手軽な音楽配信の仕組みを調査することができたり、憧れだったら深夜ラジオの真似事ができたりと、次々に新しいことに挑戦することができて楽しいここまでの3週間でした。
配信用にiPod touchも導入しようかと思っているところです。
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