水のようだと話題の「サッポロチューハイ99.99(フォーナイン)」発売から1週間で年間目標の30%を超える出荷量に

99.99%の高純度ウォッカを使用することで、まるで水のように呑めてしまうと話題になっている「サッポロチューハイ99.99(フォーナイン)」が、発売から1週間で年間目標の30%を超える出荷量に到達しました。サッポロ/「チューハイ99.99」発売1週間で60万ケース突破という記事になっていました。

サッポロビールは、「チューハイ99.99(フォーナイン)」の販売数量が、9月3日の出荷をもって、年間販売目標の200万ケースの30%を越える60万ケース(250ml×24本換算)を発売1週間で達成したと発表した。

周囲での評価も高く、呑んだ人に感想を聞いても「これはヤバい」とみんな口々に言います。ぼくの感想はココにありますが、確かにこの価格でこの味はかなりよくできたチューハイだと思います。

それにしても年間目標の200万ケースの30%を超える60万ケースが、わずか1週間で達成されてしまうとは。でも、サッポロもかなりの量を作っていたのですね。

同社調査の結果から顕在化した、RTDに対する新たなニーズ「飲み飽きないおいしさ」「上品な口当たり」「本物感」や「高級感」に応えた商品。

市場にある缶チューハイの多くが、ウォッカなどのスピリッツ系のアルコールがベースになっています。

そのため、ウォッカのアルコール感が口に残るのが普通だと思われているのだと思いますが、実は甲類焼酎のチューハイを呑むと、もっとすっきりしたものだということが分かるのです(代表的なのはタカラ焼酎の缶チューハイ)。

「サッポロチューハイ99.99(フォーナイン)」を呑んでみたところ、予想以上に驚きのすっきりさだったということで、手に取る人が増えているのではないかと思います。

ラインナップもクリアドライとクリアレモンのみ。食事にあわせるとしても、この程度の味わいが良いんですよね。以前から「もっとドライな缶チューハイを!」と言い続けてきたのですが、イケてる新人の登場です。

これで、どんどんドライな方向に突き進んでいくと、今度は揺り戻しが起こって、乙類焼酎を使うような本格的な焼酎の焼酎ハイボールも呑まれるようになるのではないかと思います。ビールがスーパードライからエビスビール、プレミアムモルツ、そしてクラフトビールへと嗜好が変遷していったように。

とにかく「サッポロチューハイ99.99(フォーナイン)」は本当に水ですので、まだ呑んでいない人はぜひお試しを!