国交省「バックカメラ」義務付けを検討へ

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クルマがバックする際に発生する事故を防止するため、国土交通省が「バックカメラ」の搭載を義務づける検討を始めたそうです。<国交省>「バックカメラ」を義務づけ 事故防止で方針という記事になっています。

現在の自動車の保安基準は、車体の前や左右に立つ子供を運転席から視認できなければならないが、すぐ後方に関する規定はない。そこで同省は、自動車の世界的な基準を決める10月の国際会議で、運転席からの目視では確認することが難しい車体直後約3メートル四方の範囲の安全も確保すべきだ、とする新たな規制を提案する方針だ。

クルマに乗り込み前に、後方確認するよう教習所でも指導を受けますが、乗った後も「バックカメラ」で安全が確認できれば完璧です。確かに、バックミラーで見えない範囲がありますので、気をつけていても死角を消すことができないんですよね。

同省によると、14年に生産された乗用車のうち、バックカメラの搭載は35%の約153万台、ソナーの搭載は7%の約29万台。それぞれの台数は増加しつつあるが、義務づけによって普及の加速化を図る。

我が家のクルマもバックカメラを取り付けたいと思いつつ時間が経過してしまっているのですが、どこかのタイミングでちゃんと考えないといけないですね。

最近では、バックミラーをカメラに変更 「ミラーレス車」あす解禁 法改正で公道OKにという記事もありました。

新基準は、カメラのカバーする範囲やモニターの画質について、現在のバックミラーなどと同等の性能を確保することを義務付けた。昨年11月に国連で採択された国際基準に沿った対応。

バックミラーだけでなくサイドミラーもカメラになるというのは、身体的な受け取り方にも何か変化がありそうですが。とはいえ、サイドミラーよりも見える範囲が広がれば、巻き込み事故なども防げるかもしれません。