富士F1撤退を発表、トヨタがコストを削減という記事より。
トヨタ自動車の子会社「富士スピードウェイ」(静岡県小山町)は7日、2010年以降の「F1日本グランプリ(GP)」開催から撤退すると正式に発表した。
ついに「富士スピードウェイ」が2010年以降の「F1日本グランプリ」開催から撤退することが正式に発表されました。
トヨタのF1レース参戦自体は継続するものの、
トヨタは2010年3月期に2年連続の巨額赤字を見込んでおり、レース開催からの撤退はコスト削減が主な理由。
ということです。
初年度の「富士スピードウェイ」でのF1開催も、ついこの間の気がしますが、景気悪化には逆らえない、と。
「世界的な不況に伴う経営環境の悪化などから、F1レースの開催継続は、企業存続の観点からも極めて困難との結論に至った」と「富士スピードウェイ」ではコメントしています。
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富士スピードウェイの加藤裕明社長は「お客さまにご満足いただける大会の開催は無理と判断した。06年3月のF1開催発表からわずか3年のことで断腸の思いだ」と無念そう。
10月に今季大会を開催するホンダ傘下の鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)は10年大会の代替開催には慎重で、来年は日本でF1が開催されない可能性も出てきた。