人気本「最後のパレード」 「無断使用」とOLCが指摘という記事より。
ベストセラー「最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話」(中村克著)について、東京ディズニーランドを運営する「オリエンタルランド」(OLC、千葉県浦安市)が社内文集の作品数編を「ほぼ同じ形で無断使用されている」と指摘していたことが27日、分かった。
ネタフルでも盗作疑惑が出ているとお伝えした「最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話」ですが、オリエンタルランドから社内文集を無断で使用していると指摘されたようです。
同社によると、文集は昨年4月に作った「Making dreams come true~これが私たちの仕事」。スタッフらの体験記55編をまとめた。「最後の―」が3月に出版された直後、無断使用を指摘する文書を著者に配達証明で送ったが、回答はなかったという。
既に出版直後が指摘されていたのですね。読売新聞に掲載されたものを転用し、さらに2ちゃんねるからも転用し、そのエピソードの多くはどこかから持ってきたもの、だったみたいです。
さらに「(文集にある病気の少女との交流をつづった文章の)筆者から(無断使用の)話が寄せられている。そうした話が何編あるかを含め、詳細を調査中」という話も。
著者の中村克氏はブログを書いてまして、読売新聞を提訴すると書いたり(後に削除)、ディズニーランドでの心温まる話は「公共財」であるとするなど、現在でも対応が続いているようです。
毎日新聞がオリエンタルランドのコメントの見解を報道したことに関しては「このコメントは当たり前のことです」として、独自の見解を綴っています。
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同社は「社内教育用にスタッフが共有していたものを無断で使われ、残念だ」としている。