注目を集める「ジェネリック家電」とは？

「ジェネリック家電」という言葉は、初めて聞きました。「ジェネリック医薬品」は聞きますけどね。中身は同じなのに、価格が安い家電を「ジェネリック家電」と呼ぶようですよ。

家電製品の世界でも、あまり名を聞かないメーカーが製造する激安商品なのに、有名メーカーの人気商品に負けない性能を持つものが数多くある。

真っ先に思い浮かんだのが「ツインバード」というメーカーです。Amazonではけっこう前から見かけますが「安いな〜」という家電メーカーですよね。

「ツインバード」が「ジェネリック家電」かどうかは、ちと分かりませんが。

もともと、ジェネリック家電なんて、大手家電量販店では扱いませんでした。昔から扱っていたのは、ビッ●カメラさんくらいでしょう。本来、メーカーと量販店は持ちつ持たれつ。メーカー側がドル箱である量販店を大事にするように、量販店もメーカーがいやがるノーブランド品を扱わないというのが暗黙の了解でしたから

なるほど、そういう事情があったのですね。

しかし！

ヒット商品がないことから、完全にパワーバランスが変わりました。さらに、お客さんも「ノーブランドでも良い製品なら買っていく」ようになり。

テレビやＨＤレコーダーなどのＡＶ機器やタブレットなどのＩＴデバイスのほか、日常生活に欠かせない白物家電でも評判が広まりつつあるジェネリック家電。

冷蔵庫や洗濯機のように長く使う家電は、それでも大手メーカーの方が安心の気がしますが、ドライヤーとかホットプレートとか、小型家電は「ジェネリック家電」でも十分かもしれませんね。

なお「ツインバード」をググってみたら東証2部の会社でした。創業も1962年。あまり”ジェネリック”ではなかったかもしれませんね。