家族で鍋やしゃぶしゃぶをする時は2005年に購入した、空想生活の「COMPACT IH」というIHクッキングヒーターが現役です。
いずれキャンプにポータブル電源を導入するんじゃないかとか思いながらAmazonを眺めていると、最近のIHクッキングヒーターも気になってきます。
ソロキャンプだと小さいのでいい‥‥と思って探すと、意外に一人用サイズがないことに気づきます。
アイリスオーヤマや山善の5,000円前後のIHクッキングヒーターは売っているのですが、サイズがA4くらい。それなら「COMPACT IH」と変わらないなと思っていたところ、見つけてしまいました!
サイズが20cm x 20cmの「ドリテック ピッコリーノ(dretec DI-217)」というコンパクトなIHクッキングヒーターです。
小さすぎて使いにくいかもしれないし、これで十分かもしれない‥‥とりあえず試してみるしかないか、ということで購入してみました!(Amazonタイムセールで少し安くなっているのも後押し)
コンパクトなIHクッキングヒーター「ドリテック ピッコリーノ」
久しぶりにAmazonのダンボールに入らずに、商品の箱に伝票がダイレクトに貼られて届きました。ダンボールを捨てるの手間だし、これで十分です。
それにしても「ピッコリーノ」という商品名もかわいいですよねぇ。
蓋を開けると本体のほかに電源ケーブル、マニュアルが入っています。
おじさんの手のひらを重ねると、まさに手のひらくらいのサイズ感です。これならひょいひょいと持ち運ぶのも簡単です。
本体サイズはW20.5 × D20.5 × H5cmです。電源は100V(50/60Hz共用)で消費電力は1000W。電源ケーブルの長さは1.8mです。
電源ケーブルを接続し「入/切」ボタンで電源を入れます。隣にある「加熱/定温」というボタンを押すと、加熱がスタートします。
「定温モード」は、温度を60〜100度の9段階(5度刻み)に設定するもので、鍋の温めなどに使えるモードですね。
※定温モード使用の際は800ml以上の内容物が必要。下回ると設定温度より高くなる場合あり。
写真では「7」と表示されていますが、鍋を乗せて「入/切」ボタンを押し「加熱/定温」ボタンを押して加熱がスタートすればIHで使える鍋という判断です。
その時点で「E1」と表示されると、IHでは使えないということになります。鉄、ステンレスが主に対応しています。
まずは湯沸かしをしてみます。最大火力(?)の「10」で300mlの水を一気に湯沸かししてみます。
事前に鍋が使えるかどうか確認したので、本体はある程度は温まっています。鍋は水で冷やしました。という前提で沸騰させました。
ほぼ2分30秒で写真の状態のようにボコボコボコと沸き立ちました。電気ポットも使用していますが、電気の湯沸かしは本当に早いですね。
「ドリテック ピッコリーノ」でアヒージョを作ってみる
キャンプで余らせてしまったアヒージョを、IHクッキングヒーターで作ってみることにしました。
中身を鍋にあけ、オリーブオイルを入れて加熱するだけという簡単なものです。
強火で炒めるとか、中火で煮るとか、明確に数字で表示されているので間違えていないという安心感があります。
オリーブオイルをグツグツさせて、あっという間に完成しました!
この手のIHクッキングヒーターだと1400Wのものもあり、1000Wの「ドリテック ピッコリーノ」はどうだろうと思っていたのですが、このくらいの簡単な煮炊きなら1000Wでも十分そうです。
小鍋でチョチョイと料理するには、抜群のサイズだと思います。テーブルの上に置いても邪魔にならないですし。
「ドリテック ピッコリーノ」使ってみた感想
肉などを焼いたりするのをはじめとして、料理はガスのほうが向いていると思っている派なのですが、ちょっとした調理ならIHクッキングヒーターのほうが手軽なのでは‥‥と少し頭が切り替わりました。
料理した後の片付けも、本体とその周囲をサッと拭くくらいで後始末できてしまうので簡単でした。うちは太陽光パネルがあるので、昼間は節約効果もあると思います。
全て電化してしまうのは心配なので引き続きガスと併用ですが、何が良いって、火が燃え移る心配がないというのが精神衛生上、とても良かったのですよ。
おいそれとガスコンロから火が燃え移るとは思ってはいませんが、IHクッキングヒーターで調理してみて、常に無意識に火災の心配をしていたんだな‥‥と気づきました。けっこう気が楽だったんです。
Amazonカスタマーレビューでは音がうるさいというものがあって気にしていたのですが、実際に使ってみると回るファンの音もこんなものだろうなと思いました。
もともと使っていた「COMPACT IH」も大きいからかファンはけっこう回るんですね。初めて使うと驚くかもしれませんが、熱くなるものなので、必然的に冷却ファンは回ると思っていたほうが良いでしょう。
音に関していうと、操作音をオフすることができます。ピッピ言わなくなります。ただ、ボタンが押すというよりは触るに近い感覚なので、音が鳴ったほうが操作ミスはないような気がします。
コンパクトなので、本棚に置くこともできますよ。縦置きできるの良いですよね。
ということで、しばらくレンチンのほかの「ドリテック ピッコリーノ」も料理のときに使っていこうと思います!
いつかポータブル電源を購入して、キャンプのときにも使ってみたいな〜。
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