Appleから新しいハードウェア「Mac mini」が発表されました。
本体セパレート型のMac miniは、現在お使いのWindows PCからMacにアップグレードして、Macintoshのエレガントでシンプルな高い信頼性を手に入れるのに最適なモデルです。すでにお持ちのWindows用のモニタ、キーボード、マウスはMac miniでそのまま使うことができます。また、必要に応じて新しい入力デバイスを組み合わせるのもOKです。Windows用の2ボタン+スクロールホイールの付いたUSBマウスやお気に入りのUSBキーボードは、Mac miniにつなぐだけで簡単に利用できます。
「Mac mini」ときましたか(笑) 「高さ約5cm,一辺約16.5cmというかわいい正方形型ボディ」って小さすぎ!! 重さは1.3kgです。
スペックは、
1.25GHzまたは1.42GHz駆動のG4プロセッサ、40GBまたは80GB容量のハードディスク、スロットローディング方式のコンボドライブ(CD-RW/DVD-ROM両用の光学式ドライブ)、256MBのDDR SDRAMメモリ、ATI Radeon 9200グラフィックプロセッサ(32MB DDR SDRAMによる専用ビデオメモリ装備、AGP 4xバス接続)、そして静音動作する冷却ファンが1基だけ収まっています。
と、メモリを増やすに越したことはありませんが、エントリーマシンとしては必要にして十分ではないでしょうか。Mac mini – アクセサリというページも用意されています。
もちろんWindowsユーザのスイッチを意識しているモデルですが、Windows用のモニタ、キーボード、マウスがそのまま使えるとなると、試しに購入してみるか、というのは十分にあり得る話で、しかもそれが58,590円ですから、シェア拡大に大きく貢献するモデルになる予感がします。しかもデザインもかなりシンプルで、Windowsマシンの横に一台とか、Windowsマシンをリプレースするには十分な価値があるように思います。ファミリーなWindowsユーザには、iPhotoやiTunesなどのiLifeを是非使ってみて欲しいんですよね。
▼Apple Mac mini (1.25GHz, 40G, 256, Combo, 56k, E) [M9686J/A]
▼Apple Mac mini (1.42GHz, 80G, 256, Combo, 56k, E) [M9687J/A]
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CEOのスティーブ・ジョブズ氏は、この「Mac mini」はほかのOSを採用したコンピュータからの新しい「スイッチャー」を獲得するだろうと述べた。
ディスプレイなしのコンパクトMacとしては、Power Mac G4 Cube以来の製品で、スロットローディングや四角い筐体といった伝統は引き継いでいる。ただし、キーボード、マウスまでオプションとなっており、アップルではWindows用のスクロールボタン付きマウス、Windowsキーボードの使用が可能だとしている。
上位機種の「M9687J/A」は、PowerPC G4 1.42GHz、256MBメモリ(最大1GB)、80GB HDD、DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ、ATI RADEON 9200(32MB)を搭載する。インターフェイスはUSB 2.0×2、IEEE 1394a×1、DVI/VGA出力×1、Ethernet。オプションのIEEE 802.11g対応無線LANとBluetoothユニットは内蔵可能。価格は70,140円。
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本体前面にはCDドライブのスロットがあるだけで、インタフェース類は全て背面に集約されている。FireWire 400×1、USB2.0×2コネクタのほか、10/100BASE-Tイーサネット、56K V.92モデムといったネットワーク機能も装備。グラフィック出力はDVIポートが1つ用意されているが、付属のVGA変換アダプタを利用することもできる。