「Apple Watch Series 6」を問題なく使用していたのですが、数日前に充電時に充電リングが閉じなくなりました。充電を示すバーの先が折れ曲がっています。
バッテリーに問題が発生したのかと思い焦ったのですが、これは「充電上限の最適化」という機能であることが分かりました。
「Apple Watch」充電リングが閉じない
閉じない充電リングをタップした時だったと思いますが、以下のように表示されました。
開いた状態の充電リングは、バッテリーの寿命を延ばすために「Apple Watch」の充電が最適な上限値まで行われていることを示している、とあります。
フル充電するには、充電リングをタップするとあります。
フル充電も選ぶことができました。
購入してからバッテリーも経年劣化しているだろうし、もうフル充電はできないのかな‥‥と思いつつ調べたところ、これは「充電上限の最適化」という機能だったことが分かりました。
「充電上限の最適化」という機能だった
Appleサポートに、Apple Watch の「バッテリー充電の最適化」についてという解説がありました。
watchOS 7 以降では、Apple Watch が毎日の充電の傾向を学習し、バッテリーの寿命を延ばしてくれます。これは「バッテリー充電の最適化」という機能で、Apple Watch がフル充電されたままの時間を極力短くして、バッテリーの劣化を軽減し、寿命を延ばしてくれます。
この機能が有効な場合、所定の条件下で「Apple Watch」は80%まで充電したら、その後の充電を遅らせるのだそうです。
iPhone 15も充電に上限80%というオプションができましたし、同じような機能が「Apple Watch」にも導入されていたのでした。
そして、ぼくが遭遇したのは、Apple Watch SE、Apple Watch Series 6以降、Apple Watch Ultra以降でwatchOS 10を搭載したApple Watchの「充電上限の最適化」という、バッテリーをさらに最適に充電できる機能でした。
Apple Watchの「充電上限の最適化」だった
「充電上限の最適化」は、日々の利用状況を学習し、最適だと判断された上限量まで充電すべきときと、フル充電すべきときを判断してくれる機能です。
「充電上限の最適化」が有効になっている場合、Apple Watchを充電器に繋いだときに、開いた充電リングが表示されます。
つまり、日々の利用状況から、このタイミングではフル充電が必要ないと判断されたということなのでしょうね。その後、この閉じないリングには遭遇していません。
「バッテリー充電の最適化」は、自宅や職場など、普段長い時間を過ごす場所でしか働かないようになっているそうです。旅行中など、使用傾向が普段と違って流動的な場合は働きません。
「バッテリー充電の最適化」「充電上限の最適化」は、いずれも設定からオフにすることができます。