Appleが、血中酸素濃度センサー搭載し、最大20%高速化された「Apple Watch Series 6」を発表しました。
「Apple Watch Series 6」は血中酸素濃度センサーを搭載し、ユーザーの総合的なフィットネスに関するこれまで以上の情報を提供するとしています。
酸素飽和度(SpO2)は、赤血球によって肺から体の他の部分に運ばれる酸素の割合を表し、この酸素を含んだ血液が体全体にどれだけ行き渡っているかを示すものです。
具体的にどのようなことができるのか興味あるところでが、Appleは研究者と共同で血中酸素を将来のヘルスケアアプリケーションでどのように活用できるかを探っているということなので、今後、驚くような成果が出てくるかもしれません。
例えば、喘息の状況や心臓の健康に関する調査が、大学の研究機関と行うとしています。インフルエンザやCOVID-19などの初期兆候としてどのように役立つかも調査する予定とのこと。
事前に「病院で検査するように」と表示されるようになったら凄いことです。
「Apple Watch Series 6」はハードウェアも一新され、iPhone 11に搭載されているA13 Bionicをベースにした新しいデュアルコアプロセッサを採用しています。
アップグレードされたS6 SiP(System in Package)は最大20パーセント高速化されています。一方で、バッテリー駆動時間は18時間と、これまでと同様に一日中持続します。
「Apple Watch Series 6」は、充電がより高速になっており、1.5時間以内でフル充電が完了するということです。
「Apple Watch Series 6」はU1チップおよび超広帯域アンテナ3が搭載され、次世代の車のデジタルキーなどの新しい体験をサポートする短距離ワイヤレスによる位置取得も可能になります。
強化された常時表示Retinaディスプレイは「Apple Watch Series 5」の最大2.5倍の明るさを実現しています。
「Apple Watch Series 6」は「watchOS 7」を搭載します。
「Apple Watch Series 6(GPSモデル)」の価格は42,800円(税別)から「Apple Watch Series 6(GPS + Cellularモデル)」の価格は53,800円(税別)からとなります。
特にアップデートとしては血中酸素濃度センサー搭載が大きく、健康管理ツールとしての意味合いがより強くなるのではないでしょうか。
一方で、バッテリーの持ちがもう少しよくなってくれれば‥‥という思いも強いです。