「Apple Watch」は心拍数に皮膚温、心電図に睡眠の状況、酸素レベルなど、ある一定の年齢以上の人の健康には欠かせない機能を次々に取り込んでいます。あとは血圧や血糖値が計測できるようになれば素晴らしいと思いますが、血糖値に関しては進展があるようです。
「Apple Watch」の血糖値計測に進展か
Bloombergで、アップルウオッチで血糖値測定へ、技術開発が飛躍的進展-関係者という記事になっていました。
アップルは非侵襲型の血糖値測定機能の開発で大きく進展していることが分かった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
最近、仲の良い友人が糖尿病を患い、日々の血糖値の計測のために小さな針のついたセンサーを腕に装着しているという話を聞きました。データはスマートフォンから閲覧可能で、日々の血糖値の状況が記録され続けています。
昔から比べれば便利になっているのだと思いますが、やはり針のついたセンサーを24時間、身体に装着しておく必要があるというのは、それまでの生活とは一変しますので煩わしさもあると思います(定期的な交換も必要)。
だから「Apple Watch」で非侵襲型の血糖値の計測が可能になるというのはかなりの朗報だと思います。
関係者らによれば、アップルはこの極秘プロジェクト「E5」に12年余り取り組んでいるが、ここ最近に極めて大きく前進。この測定機能の実現性が社内で示されたという。
記事によると、卓上サイズだった初期バージョンからは著しい小型化となる、iPhoneサイズの試作機を開発しようとしているということなのですが、大きいものなら存在しているということなんですね。
この技術が目指すゴールの一つは「糖尿病予備軍」に警告を発し、生活習慣を変えることで2型糖尿病の発症を防ぐことだという。
「Apple Watch」で救われる命も増えそうです。