Appleは「Apple Vision Pro 2」を棚上げし、廉価版モデルとなる「Apple Vision Pro」を開発していると伝えられていますが、低価格モデルはiPhoneやMacに接続して使用する可能性が出てきました。
「Apple Vision Pro」低価格モデルの噂
9to5Macが、Report: Cheaper ‘Apple Vision’ headset could require a tethered iPhone or Macとして伝えています。
A new report today sheds more light on the Apple Vision product roadmap, with some details on how Apple could cut costs in the future.
これはBloombergのニュースレター「Power On」のMark Gurman記者が伝えたもので、コード名「N107」と呼ばれる低価格版の「Apple Vision Pro」は、現行モデルと比べると視野が狭く、さらにiPhoneやMacに接続して使用することも検討されているとのことです。
「Apple Vision Pro」は単独で使用できるよう、全てのコンポーネントはヘッドセットの中にありますが、iPhoneやMacに接続して使用することで、これらの費用を削減できるとしています。
Mark Gurman記者によれば、Appleは廉価版の「Apple Vision Pro」は2025年末までに発売したいと考えているということです。
Appleは「Apple Vision Pro 2」を棚上げしているとも報じられていますが、こちらもコードネーム「N109」として開発は継続されているそうで、プロセッサの高速化と外部カメラの改良が行われているそう。見た目はよく似ているものの、Appleは軽量化することも検討しているとのことです。
ただし「Apple Vision Pro 2」は早くても2026年末の登場とみられています。
iPhoneやMacと接続することで低価格化するというのは方法としては“あり”だと思いますが、単体で動作するQuestシリーズが進化していくとなると、Appleとしてのアドバンテージをどう見せていくか、になるでしょうか。
▼「Apple Vision Pro 2」は開発を中止 〜Appleは廉価版の発売を目指す
▼「Apple Vision Pro 2」は2026年末まで発売の予定はないと有名記者 〜廉価版の投入についてAppleは混乱中か