「Apple Vision Pro」を返品する人が挙げた5つの理由

Apple Vision Pro」を返品する人が急増したとも伝えられましたが、返品した人たちが挙げた5つの理由を、9to5Macがまとめていました。The five reasons people give for returning the Vision Proという記事です。

Friday was the day when the 14-day return period expired for those who bought their spatial computer on day one, and Apple is reportedly taking a keen interest in reasons people give for returning the Vision Pro.

「Apple Vision Pro」を返品する5つの理由

購入者の返品率に関しては明らかになっていませんが、Bloombergのニュースレター「Power On」のMark Gurman記者によれば、小規模店舗では1日に1~2件、大規模店舗では1日に8件以上の返品が発生しているというデータがあるそうです。iPhoneやMacなどと比較しないと、数が多いのか少ないのかは判断することができませんが。

そして、数は多くないものの、Mark Gurman記者は返品した十数人と話すと、5つの理由のうちの1つ以上を挙げたということです。

・重すぎて頭痛を引き起こし不快

・アプリやビデオコンテンツが不足しているため高価に感じる

・Macで外部モニターを使用するより生産性を向上させるものではなく長時間使用が困難

・ディスプレイが眩しく視野が狭いため目が疲れる

・簡単に他の人に貸すことができない(正確にフィットする必要があるため)

Apple Vision Pro」に未来を感じることができる人には納得できるデバイスだと思いますが、日常生活で普通に使いたい人には、まだまだ成長過程のデバイスということになるでしょうか。

アプリなどコンテンツなどに関しては時間が解決すると思いますが、重い、目が疲れるといったことに関しては、デバイス自体がアップデートする必要があるでしょうから、次の世代、さらにはその次の世代くらいまで待つ必要があるかもしれません。

自分で日常的に空間コンピュータとして使うなら、やはりメガネくらいのサイズ感でないと常用するのは無理だろうと感じます。

「Apple Vision Pro 2」の発売は少なくとも18ヶ月先という情報も出てきました。