老舗がウナ丼提供も 牛タン店、苦肉の延命策 仙台という記事より。
米国で2例目の牛海綿状脳症(BSE)感染牛が確認され、米国牛の輸入再開に不透明感が出たことで、仙台市の牛タン店が悲鳴を上げている。
牛タンは仙台の名物ですが、アメリカから輸入ができなくなり、さらにオーストラリア産が10倍以上の高騰して、休廃業する店が増えているそうです。なんと100軒以上あった牛タン店が40軒ほどに。
それにしてもオーストラリア産の仕入れ値が10倍になっているのは厳しいですね‥‥。タン焼き4枚の原価が1,000円にもなってしまうそうです。
こうした事態からウナギをメニューに入れたり、中国産を使ったりするなどの対策をする店もありますが、「味が保てないぐらいなら店をたたむ」「採算割れでは、休業して家賃だけ払った方がまだましだ」といった理由で休廃業する店が増えているとのこと。
仙台牛たん振興会の大川原潔会長(50)は「全力疾走してきたのに、ゴールがどんどん遠ざけられている気分だ。60年かけて育った仙台名物を消せないが、どこまで頑張ればいいのか」と、晴れぬ視界に焦りを募らせている。
BSE問題も深刻ですが、こちらも深刻ですね。うーん、仙台の牛タンはどうなってしまうんでしょう。