前回の広島・呉紀行は秋だったため、次は牡蠣のシーズンに呉を訪れなくては‥‥ということで行ってきました。
LCCの「春秋航空」で成田空港から広島空港へ。さらにレンタカーで広島県呉市へ。向かった先は呉市の中心街からは少し離れたところにある(2駅分)、牡蠣料理の「かき友」です。
地元の人もオススメする「かき友」
実は呉市は火曜日はお店のお休みが多いのですが、そんな中でもしっかりと美味い牡蠣を食べさせてくれるのが「かき友」なのです。
地元の人も「かき友」に行った話をすると「あそこは美味しいですよね!」とお墨付きを頂けるような、そんな牡蠣料理の店なのです。
「かき友」の店内とメニュー
テーブル席が2つにカウンター席が5つくらい。昔ながらの料理屋さん、食堂といった風情の「かき友」の店内です。
話し好きのご主人から聞いたところ、なんと創業は大正3年。ご主人は4代目で、100年以上も続く牡蠣料理の店でした!
メニューは壁に貼られています。
中華そば、うどん、そば、カレーライス、丼もの、定食など、地元の人が普段遣いをされているんだなぁ、といういわゆる食堂的なメニューもあります。
でも、牡蠣を目当てに行くなら右下のメニューが要チェックです。
・土手鍋 2,100円
・かきさし 1,100円
・酒むし 1,100円
・酢がき 900円
・かきフライ 900円
・かき丼 900円
・かきめし 1,100円
・かきフライ定食 1,100円
単品メニューもありますし、丼や定食もあります。ランチタイムはなので、ぼくはかきフライ定食を注文しました!
「かき友」の牡蠣は抜群に美味い!
そうは言っても刺し身も食べたい。ということで「かきさし」も頼みます。
やや小ぶりな牡蠣が氷の上に並んで出てきます。おお、なんて美しいのでしょうか‥‥。
ご主人がカウンター席から我々を見守り「わさびをちょっとつけて醤油をくぐらせてね」と食べ方を教えてくれます。
その通りに食べると‥‥美味しい‥‥いわゆる貝殻の中に入っている生牡蠣とはちょっと違うとうか‥‥水でしっかり洗ってあるのでしょうか。
オジさんによる牡蠣刺しの食レポ#かき友 #牡蠣料理 #呉 pic.twitter.com/OcSA2LvYEw
— コグレ|note本発売中[ブロガー:旅と酒とガジェット] (@kogure) January 30, 2020
ものすごくシャクシャクした食感で、生臭さのようなものもなく、鮮烈な牡蠣の味わいが口中に広がります。美味い!
牡蠣刺しはわさび醤油でも美味しいのですね!
濃厚な牡蠣の旨味がご飯に染み出した「かきめし」。一口食べましたが、一口でご飯だけの部分でも完全に牡蠣。
「かき丼」は牡蠣を卵とじした丼ですが、なんという牡蠣の量!!!
ご主人から酒を呑みながら食べる牡蠣が最高だという光線を受け、止む無くチューハイをオーダー。
広島産の大ぶりのレモンがグラスのふちにつけられており、これをギュッと絞って呑むのが爽快感がたまりません。爽やかだから、アルコール度数ゼロですね。
ちなみに呉市の大崎下島豊町が国産レモンの発祥地です!
そしてお待ちかねのカキフライ定食です。このボリュームで1,100円は安い!
牡蠣もたっぷり5個。プリプリ。
家庭料理のような惣菜も嬉しいです。チューハイの良いアテにもなります。
レモンで食べるのも良いのですが、このケチャップとソースをブレンドしたようなソースにちょんづけするのも最高です。これが呉の牡蠣の味なんだなぁ、なんて。
新鮮な牡蠣はフライにしても美味いですね。流れるように食べてしまいました。やはり牡蠣の美味い土地で食べる牡蠣は美味い! 当たり前すぎるけど! わざわざ食べに行った甲斐がありました!
最後は話し好きのご主人と記念撮影させて頂きました。「牡蠣の土手鍋もうまいんだよ」とおっしゃっていたので、再訪せねばなりませんね。
ごちそうさま!!!!!
「かき友」の住所・地図・予約
前日に電話をして「飛行機が到着してレンタカーで急いで14時までに行きます!」と伝えたら、待っていてくださいました。
住所:広島県呉市吉浦新町1-6-6