「春秋航空」で成田から広島へのLCC旅。平日の15時。
「かき友」でカキフライ定食を食べたものの「まだ行ける!」と呉の繁華街をウロウロしていました。ランチタイム終了した時間帯に店を探すのは難儀‥‥と思っていたところに見えたのぼりが「南州ラーメン」でした。
「南州ラーメン」のチャーシューがシズル
妙な時間帯に店を探していたため、開いている店がほとんど見当たらず、赤いのぼりは救世主に見えました。興奮しながら近づいていくと、すぐに店の前に置かれたメニューが目に入ります。
いきなり目に飛び込んできました。
「自家製チャーシューブロック販売致しております」
自家製のチャーシューブロックを販売している店に悪い店がないのは、世界中の人が知っているところです。
他にもチャーシューが敷き詰められた「南州ラーメン」の写真もあり、このチャーシュー‥‥ではなく、この店は間違いなくいいラーメン屋に違いない!
と確信して入店しました。
ちなみに看板メニューに奄美大島の郷土料理である「鶏飯」があるのですが、この時はさほど気にもとめませんでした。
入ってみると店内は広く、カウンター席、テーブル席、さらには座敷席とかなりの人数を収容できそうです。家族連れなら座敷席が安心。一人ならカウンター席で。
「南州ラーメン」のメニュー
それでは「南州ラーメン」のメニューをご紹介します。
・南州ラーメン 910円
・まろやかラーメン 700円
・塩ラーメン 700円
・醤油ラーメン 700円
・ピリ辛ラーメン 810円
・激辛ラーメン 810円
・超激辛ラーメン 810円
・味噌ラーメン810円
・おむすび一皿 90円
まろやかラーメンにチャーシューやゆで卵がのっているスペシャルな状態が、店名にもなっている「南州ラーメン」です。
裏返すと次のようなメニューやトッピングが並んでいます。
・鶏飯 810円
・チャーシュー丼 700円
・ラーメン大盛 140円
・ビール 480円
・チャーシュー 190円
・ねぎ 時価
・野菜 90円
・玉子 70円
・生姜 80円
ラーメンのお供にするならおむすびで、鶏飯にチャーシュー丼はしっかりと一食分ということですね。
「南州ラーメン」を食べた感想
これは他の人が注文していた「まろやかラーメン」です。これでもチャーシューが3枚のっています。
とんこつ系のラーメンかと思ったのですが、そんなに豚骨臭がきついわけでもありません。
そして「南州ラーメン」です。たぶんチャーシューは6〜7枚くらい入っています。さらに半分に割ったゆで卵。それにしてもなかなかのチャーシューの量。完全なるチャーシュー麺ですよ!
脂の浮いたスープ。これが飲んでみると‥‥本当にまろやかなんですね。濃いとかくどいとかなくて‥‥豚と鶏のダブルスープなんでしょうか? 優しいスープです。
箸で持つと切れてしまいそうな柔らかいチャーシューです。脂もあり、スープを吸ってさらに美味しくなっています。しかも枚数が多いので食べごたえも十分。これはおむすびと食べたい。
麺はストレートの中太麺でしょうか。ちょっとぼくには柔らかかったので、麺硬めでお願いすれば良かったな、と思いました。硬麺大好き。
野菜もたっぷり。ランチ2食目に食べるボリュームでもないような気がしたのですが、優しい味でペロリと食べてしまいました。本当にペロリ。
店内に貼られていたチラシによると、オープンしたのは2010年頃のようです。もう10年前です。
前オーナーが奄美大島で出店していた南州ラーメンの従業員だった内田さん親子が、呉に南州ラーメンの経営者となったそうです。
南州ラーメンというのは、奄美大島のラーメンなのです。あっさり豚骨でまろやかなスープが特長で、麺、豚肉、タレなどは鹿児島から仕入れるこだわりっぷりです。
「南州ラーメン」は、まやかで美味しいラーメンでした。ごちそうさま!!!!!
「南州ラーメン」の住所・地図
住所:広島県呉市中通3-6-7
営業時間:11時〜22時(休憩時間:16時〜18時)
定休日は第2第3水曜日