Dropboxが、特定の相手を指定し、有効期限を設定してファイル転送できる「Dropbox Transfer」というサービスを開始しています。これまでのDropboxはファイル共有でしたが、ここに「宅ふぁいる便(サービス停止中)」のようなファイル転送サービスが加わります。
「Dropbox Transfer」の使い方
「Dropbox Transfer」の使い方は簡単です。サイトにアクセスし、ファイル転送したいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップするだけです。
ファイルをドラッグ&ドロップすると、有効期限を設定することができます。プロアカウントだと、カスタム日付とパスワードも設定することができます。
プロアカウントだと、さらに背景デザインを変更したり、ロゴを設定することができます。企業利用の場合には、こうしたカスタマイズがあると便利です。
ファイルをアップロードしたら、転送準備は完了です。表示されたURLをコピーし、それをファイル転送したい相手に送信するだけです。
ファイル転送した履歴は、一箇所で管理することができます。
閲覧回数やダウンロード回数を確認することができます。
Dropboxアカウントを持っていない相手にも、100MBまでのファイルを送信することができます。
転送パッケージの上限はプランによって異なります。
Basic(無料):100 MB
Plus: 2 GB
Professional: 100 GB
Business Standard: 2 GB
Business Advanced、Enterprise、Education: 100 GB
以下、注意点です。
・転送によって共有したファイルは、共有相手のDropboxフォルダには表示されません
・転送は7日間が経過すると自動的に有効期限切れになります
ファイルを受け取る方の見え方
「Dropbox Transfer」でファイルを受け取る方の画面です。
送られてきたURLをクリックした際の表示画面です。
ダウンロードしたり、Dropboxに保存したりすることが可能です。
(via やじうまWatch)