2018年度の都道府県別の最低賃金の改定額が出揃いました。厚生労働省の審議会が2018年7月に示した目安を超える引き上げ額で決着した地域が23県、時給800円以上の都道府県は13増えて28となります。
47都道府県の最低賃金
各都道府県の最低賃金は以下の通りです。
北海道 835円
青森 762円
岩手 762円
宮城 798円
秋田 762円
山形 763円
福島772円
茨城 822円
栃木 826円
群馬 809円
埼玉 898円
千葉 895円
東京 985円
神奈川 983円
新潟 803円
富山 821円
石川 806円
福井 803円
山梨 810円
長野 821円
岐阜 825円
静岡 858円
愛知 898円
三重 846円
滋賀 839円
京都 882円
大阪 936円
兵庫 871円
奈良 811円
和歌山 803円
鳥取 762円
島根 764円
岡山 807円
広島 844円
山口 802円
徳島 766円
香川 792円
愛媛 764円
高知 762円
福岡 814円
佐賀 762円
長崎 762円
熊本 762円
大分 762円
宮崎 762円
鹿児島 761円
沖縄 762円
最低賃金は「最低賃金制度」からも確認することができます。
関連記事
▼最低賃金26円上昇 800円以上は28都道府県に拡大 :日本経済新聞
今回の引き上げにより、茨城、群馬、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、奈良、和歌山、岡山、山口、福岡の13県が新たに800円以上となり、計28都道府県に拡大した。
都道府県別で最も高いのは、東京で985円、次いで、神奈川が983円、大阪が936円でいずれも27円の引き上げです。
▼最低賃金、目安額超え23県 近隣県より低い印象を回避:朝日新聞デジタル
厚労省の中央最低賃金審議会が7月、都道府県ごとに27~23円の引き上げ額の目安を示し、それをもとに各地の審議会が実際の改定額を議論していた。
▼「全国最下位」を抜け出せ 最低賃金上振れに地方の争い :日本経済新聞
少しでも最低賃金を高めて若者の都市流出を防ごうという狙いに加え、「全国最下位」から抜け出そうとする地方間の争いが最低賃金の上振れを広げた。
▼最低賃金上げ、議論大詰め=26円軸、労使に隔たり-厚労省審議会:時事ドットコム
17年度の最低賃金は全国平均で848円だが、この水準でフルタイムで働いても年収は176万円。連合や日弁連が主張する1000円でも年収208万円。いずれも貧困から脱出するのは難しく、最近は1500円を目指す運動も広がっている。
▼最低賃金:全国平均で時給874円 最高は東京都985円 – 毎日新聞
最低額は鹿児島県の761円。最高額と最低額の差は224円で、これまでより3円拡大した。