「iPhone10周年完全図鑑」これはiPhoneユーザー必携の書だ

エイ出版より「iPhone10周年完全図鑑」を献本で頂きました。10周年を迎えたiPhoneシリーズ。もう10年か、まだ10年か‥‥10年と聞くと複雑な思いが交錯しますが、でも「たった10年」というのが正解なのかもしれません。10年前はスマートフォン的なものはありましたが、まだまだスマートではなくて、それをスマートで普通に使えるように、そして生活を便利に革新し続けてきたのがiPhoneの10年だったように思います。

ということで「10年間の進化のすべて」が収録されているという「iPhone10周年完全図鑑」なのです。

目次。やはり全モデルの分解写真があるのが、このムックを購入する大きな理由の1つとなるでしょう。写真で見る外観の進化だけでなく、中身の進化。各モデルをそれぞれ眺めるのではなく、通して見ることが流れを把握することができます。

ぼくが初めて購入したのはiPhone 3Gでした。日本で発売された最初のiPhoneでした。発売時のOSがiOS 2.0ですからね。でも手のひらでヌルヌル動く端末に感動したのをよく覚えてます。今と比べればできることなんてほとんどなかったに等しいけど。

オジ旅名古屋支部長のDANBO氏もインタビューで登場しています。ぼくがサラリーマンでMac系サイトをやっていて、DANBO氏は焼肉店の店長をしながらMac系サイトをやっていて、そんな感じで振り返れば20年くらいの付き合いになっていたのか‥‥!? と、これを書きながらその付き合いの長さに気づいてしまいました。

iPhone 3G、iPhone 4ときて使ったiPhone 5も思い出深いiPhoneです。バッテリーが長い。

iPhoneの歴史はモバイルバッテリーの歴史でもあると思うのですが、そのゴッドファーザー的なcheeroの父、チチロのインタビュー記事も掲載されています。これは読み応えありますよ。

昔はバッテリーサイズが小さくてモバイルバッテリーがないと使い物にならない感じもありましたが、でもその頃はまだモバイルバッテリーはそれほど一般的ではなかった気がするんですよね。物好きの道具みたいな感じで。それが今では必需品ですからね。

アプリ紹介もあり、iPhone 3GS、iPhone 4の頃のアプリとしてロケタッチや初期のEvernoteが掲載されているのが感慨深いです。

というような感じで、かなり濃い内容の読み応えあるムックになっているのですが、2,000円くらいするのかな〜と思ったら、なんと1,200円なんですよ。安すぎでしょ。iPhoneユーザー、必携の書でしょ!

昔のiPhoneはよく知らないんだけどという人も歴史書としていかがですか?