東十条にあるやきとんの名店「埼玉屋」を、1年半ぶりに訪問してきました。東十条なのに埼玉屋。近くにはなぜか新潟屋もあります。雑誌にも数多く登場し、人気店になり、やや足が遠のいている時期もありましたが、久しぶりに行くとやっぱり美味いなぁ、と。ガーリックバターで食べるチレとか、サルサソースで食べるシャモとか、定番メニューですが、あちら側に連れて行って貰えます。
今回は16時オープンに合わせて15時50分頃に行きました。既に20人くらいの行列ができていて驚きました。さらに驚いたのは客層で、半分とまではいきませんが、外国からのお客さまも多く並んでいました。客層が変わりながらも人気を保っている「埼玉屋」は本当に凄いですよ。
「埼玉屋(東十条)」
グラスのふちに塩をつけたレモンサワーは絶品。凍らせた焼酎を炭酸で割り、レモンを絞り入れます。最後まで味が薄まることがなく、あっという間に気持ちよくなります。
ベリーレアのアブラはトロリ。シロはフワフワ。レバーも、タンも、ネギマも、全てウマーイ!
古い記事を紐解くと、かつてはやきとん1本120円の時代がありました。今は160円ですが、それでも安く感じますね。あ、やきとんはコースで出てきます。10本で1ターン。そこに煮込みを頼んだり、ポルコ(ミミガーとキュウリをオリーブオイルと塩コショウで和えたもの)を追加で頼んだりします。
レモンサワーを4杯呑んで、もつ煮込みも1人前くらいずつ食べて、それでも4,000円くらいだったので大満足でした。そういえば、大将曰く煮込みは「これはビーフシチューだぞ」と言っていましたが、これまでに食べたことないようなクリーミーな味。パンを浸して食べるのも旨い。味噌を使っているそうで、スープまで飲み干しました。
外国からのお客さまは、日本に住んでいる人が友人や家族を連れてきているパターンが多かったです。娘さんが父親を連れてきているとか、留学している男性が母国から旅行にきた友達を連れてきているとか。そうやって観光で足を運んでくれた人たちも楽しませるため、大将が片言ながら英語で説明しているのは感動しました!
16時30分くらいにはテーブル席も含めて満席。2回転目くらいを狙うなら18時くらいがいいかも。ただし、やきとんがなくなると終了しますので、遅くいくとのれんが下げられているかも。写真撮影は禁止とか、お店のローカルルールのようなものもあるので、そういうのが苦手な人は難しいカモ。ぼくは大将こそがエンターテイメントの塊だと思うので大好きですけど。
ちなみに、外国からのお客さまが増えたのは、この動画の影響が大きいんじゃないかな?
「おう、久しぶり! なにしてんたんだよ!」そういえば、大将はぼくのことを覚えてくれていました。あまり間を空けずに通わないとですね!
過去の記事を読んだら、初めて訪問したのは2003年でした。
▼埼玉屋
全ての訪問を記事にしている訳ではありませんが、次のような記事を書いています。
「埼玉屋(東十条)」の行き方
住所:東京都北区東十条2-5-12