ノートルダム大聖堂をひと目見たくて、宿泊しているホテル「マリオット・シャトー・シャンプレン」から「オールドモントリオール」と呼ばれる地域に向かいました。オールドモントリオールは旧市街のことです。フランスを色濃く残す、古い街並みが美しいと聞きました。
本来であればもう少し奥が「オールドモントリオール」なのですが、朝ごはん抜きで頑張りましたが時間が足りなくなり、ノートルダム大聖堂で折り返しました。それでもやはり一見の価値ありですね!
「オールドモントリオール」の写真
ホテルを出てすぐにあった工事現場(?)です。ですので、ここはまだ「オールドモントリオール」ではありません。ありませんが、なかなか興味深かったのでご紹介します。
近くに寄ると、古い建物の一部だけが残されているようなのです。あえてここだけを残すというのは、何か歴史的価値があるのでしょうか。それとも新しくできる建物に、古い味付けをするために残してあるのでしょうか。
徐々に「オールドモントリオール」に近づいていきます。
少しずつ街並みの雰囲気も変わっていきます。
モントリオールは「北米のパリ」とも呼ばれています。カナダのケベック州最大の都市で、建設されてから370年以上が経過しています。
1642年よりフランス人の入植が始まりました。1760年にイギリス軍に占領されるまでフランスの領土だったので、フランス文化を色濃く残しています。
カナダ全体での公用語は英語とフランス語ですが、ケベック州だけは公用語がフランス語のみとなります。
どれだけフランスの文化が根強いかが分かるというものでしょう。
テレビ局がどうなっているのか気になったのですが、ケベック州のみのフランス語のテレビ局が2つあるそうです。
ここはノートルダム大聖堂の正面です。
モントリオールは、カナダ国内ではトロントに続く第二の都市です。
日本食の店もありました。
40代以上だと、モントリオールと聞いて連想するのはモントリオールオリンピックでしょうか。
公用語がフランス語だけになったことに伴い、多くの企業がトロントへ移ったという歴史もあるそうです。
恐らくビルの解体の現場なのですが、上階からゴミを捨てるシステムがユニークだったので写真を撮影しておきました。
解体されるであろうビルは、隣のビルとがっちり繋がっています。
Googleマップで検索すると「オールドモントリオール」は歩いて行った方向からするともう少し奥に位置しています。
そこまで行ければ良かったのですが、時間がなかったのでこご容赦を。他のカナダの都市と違う、フランス風の街並みを楽しんで頂けたら幸いです。