アメリカでチップ不要のレストランが広がりつつあるらしい

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初めてバックパッカーでアメリカを旅行した時に戸惑ったのは、やはりチップでした。まあ、今でもなかなか難しいと思っているのですが(チップの金額を考えるのが)、アメリカではチップを不要にするという流れが広がりつつあるみたいです。「チップ」をめぐり、アメリカで変化の兆しが出ています。という記事になっていました。

アメリカ北東部、フィラデルフィアに2014年11月にオープンしたばかりの「カフェ・ギラード」は、アメリカでは極めて珍しい、チップ不要のレストラン。
客は、「レシートを見てびっくりしたわ。チップが価格に含まれているのは、本当にいい考えだわ」と話した。

もともとは「低賃金のウエーターの収入を支える意味合いもある」ということで、いわゆる成果報酬的なところもあると思います。アメリカやカナダでレストランに行くとテーブルを担当するウェイターがつき、事あるごとに「料理は足りてるか?」とか「美味いか?」などと気にしてくれます。そういうサービスを受けると、こちらもチップを弾もうかな、と思ったりするんですよね。

だからチップが無くなるのも寂しいかな、と思ったりします。

このチップ不要のレストランでは、ウェイターの待遇を改善したそうです。

ペンシルベニア州の最低賃金(ペンシルベニア州のウエーター最低賃金は2.83ドル)のおよそ4倍にあたる、時給13ドル(およそ1,550円)を支払うことにし、福利厚生も充実させたという。

サービスの低下はないのかなと思ったのですが「待遇を良くすることで、良い従業員が来てくれる」のだそうです。

全てにおいてチップが不要になるということはないでしょうが、海外旅行に慣れていない観光客には好まれるかもしれませんね。チップ不要のレストランリストができたりして?