【孤独のグルメ】久住昌之インタビュー「シナリオの五郎のセリフだけは僕が直してます。悪いけど、真っ赤になるほど」

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「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之氏のインタビューが掲載されていました。「孤独のグルメ」ファンは必読ですね! へー、そうなんだー、という話がてんこ盛りでした。変わる食:「孤独のグルメ」 みんなおなかがすく そこを面白おかしくです。

僕は少食だから、いっぱい食べられるのはあこがれなんですよ。でもドラマは頼みすぎ(笑い)。でも松重さん、体大きいしね。ええ、本当に食べてます。前の日の夕方から食事を抜いてる。翌日午後3時ぐらいに撮影する時には、限界まで腹減ってて、何でもおいしいと。

子供時代の食のエピソードから、ドラマ版「孤独のグルメ」の話まで。なるほど、と感じたところをピックアップしておくと、こんな感じです。

・食事シーンは一発撮りで撮り直しなし

・松重豊が主役候補に挙がった理由は「ロケ弁をうまそうに食べる」

・シナリオの五郎のセリフだけは久住昌之氏が直す

・五郎が下戸の理由は「酒が飲めない」という弱点

・答え合わせになるから口コミサイトは見ない

インタビュー自体は長いので、ぜひ本編を読んで頂きたいのですが、本当に興味深い。ドラマ版の最後に登場する、久住昌之氏の調子そのままですね。

実は松重豊は確かに美味しそうに食べるけど、五郎には似ていないな、とは思っていたんです。なんで、この人が選ばれたんだろう、と。

本当は候補の俳優さんが2人いて、もう1人の方が原作の五郎に似てたんだけどね。松重さんが出ると、漫画のファンが「全然違う」と文句を言うかも、というので、第1回の最後に僕が出て来て「松重さんいいじゃないですか」と言う、そのために原作者として出演したんです。それが続いちゃって……。

もっと五郎に似ている候補の俳優もいたんだ! しかし「ロケ弁をうまそうに食べる」という理由で選ばれていた松重豊が、正式に採用された訳ですが、今となっては大正解だったということですね。

「孤独のグルメ」第2巻が2015年中に出版へという記事も書きましたが、第2巻が年内に登場予定、楽しみですね!