浦和レッズを契約満了で退団することが発表された坪井慶介のコメントが発表されています。それによると、現役続行することに関して、家族からは異論はなかったということです。また、影響を受けた監督として、オフト監督とミシャ監督の名前を挙げています。坪井慶介 練習後コメントです。
9日午前、大原サッカー場でのチームトレーニング後、今シーズン限りでの契約満了が発表された坪井慶介が報道陣からの取材に応じた。
坪井慶介は「必要としてもらえるチームに行きたい」「このチームで自分が与えられた役割は、ピッチに立つ以外にもあるのでは」といった心境と共に「今シーズン限りだということは、発表の少し前に彼には伝えました」と、あえて特別な関係の選手を一人あげるとすればとして、平川の名前を挙げました。
相談した家族とは「家族も現役を続けるのが当然だと思っていたので、議論にはなりませんでした」とのことです。
「この監督に出会ってサッカー人生が変わったと思える監督は?」という質問には、次のように答えています。
外国人ではやっぱり1年目のオフト監督と今のミシャ監督だと思います。オフト監督にはサッカーに取り組む姿勢を教えてもらったと思います。ミシャ監督が来る前年度に僕はほとんど試合に出ていなかったのですが、ミシャ監督のサッカーは非常に魅力的で、やりがいのあるものと感じていました。
その上で、ミシャ監督のもとで試合に出られないならば「それは受け入れられるものだと思っています」という発言に繋がります。非常に公平な監督ということなのでしょうね。
坪井にとって浦和レッズとは「家族以上の存在になっていたかもしれない」とも語っています。サッカーに別れはない。来シーズンもきっと、ピッチで坪井慶介と会えるでしょう。信じています。