「ケーブ&ベイスン(Cave and Basin)」というのは、バンフ国立公園の発祥の地で、1883年に鉄道職員が発見した温泉として知られています。そしてこの温泉には、ここにしか生息しないという固有種のカタツムリがいるのです。「バンフ・スプリングス・スネイル」という非常に小さなカタツムリで、指先ほどしかなく、前回の訪問では見つけることができなかったのです。リベンジしました!
「ケーブ&ベイスン(Cave and Basin)」で「バンフ・スプリングス・スネイル」を見る!
前回は夜で全景がよく分からなかったのですが、こんな風な施設だったのですね。
この温泉が発見されなければ(実際には先住民には秘密の洞窟として知られていたそうですが)、バンフが観光地になることもなかったと思うと感慨深いです。
これが「バンフ・スプリングス・スネイル」の拡大写真です。
前回の訪問と同様、最初に発見された温泉から見学します。上から光が入っているのが分かるでしょうか。後で、この上にも登りますよ。
ここから温泉が発見されたのですねぇ。
そして「バンフ・スプリングス・スネイル」が棲む温泉に戻ってきました! アイムバック!
さ〜、探すぞ〜♪
い、いた!!!
落ち葉の上に「バンフ・スプリングス・スネイル」が乗っかっているのが分かるでしょうか?
じわりじわりと動いています。これが固有種の「バンフ・スプリングス・スネイル」なんですね。タニシみたいにも見えますが、ちょっと感動しました。
「ケーブ&ベイスン(Cave and Basin)」の上へ
先ほどの洞窟はこの壁の向こうあたりにあります。ここを登ると、例の光が差し込んでいた場所に出られます。もちろん、階段が他にあります。
ここが、例の光が差し込んでいた場所です。バンフ国立公園の始まりの場所といっても過言ではないでしょう。
温泉他からもわき出していて、チョロチョロと流れています。
日本でいうクチボソのような魚もいました。
さらに階段を上っていくと‥‥
ここが源泉のようです。
「ケーブ&ベイスン(Cave and Basin)」に行く機会があれば、ぜひとも「バンフ・スプリングス・スネイル」を見つけてくださいね!
前回の訪問では「ケーブ&ベイスン国定史跡の天文イベント(Cave and Basin)」バンフで最初に見つかった温泉の洞窟とカタツムリと星空観賞と #冬のカナディアンロッキーという記事を書いています。
#今回の旅に関するその他の記事は「カナダ」カテゴリをぜひご覧ください!
今回のカナダ・アルバータ州のブログ取材について
アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂き、カナダ・アルバータ州をブログ取材します。2011年夏、2014年冬に続く3度目のカナダ取材です。
過去のカナダ・アルバータ旅の記事
▼カナダ・アルバータ州・バンフのブログ旅まとめ(ロッキー山脈とスキーと犬ぞりとアルバータ牛と) #冬のカナディアンロッキー
▼【ネタフル・カナダ支局】カナダ・アルバータ州ブログ旅まとめ(恐竜と先住民とスタンピードと)