「エクオール」とは何か?女性ホルモンをサポートする大豆由来のスーパーイソフラボンについて妻に説明したいと思います【PR】

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大塚製薬が大豆に含まれるイソフラボンを研究し、イソフラボンと腸内細菌から作られる「エクオール」という物質に、女性ホルモンをサポートする働きがあるということを突き止めました。凄いイソフラボンなので、スーパーイソフラボンとも呼ばれるそうです。それが食品として製品化されたということで、そもそも「エクオール」とは何なのか、ということを大塚製薬に伺って聞いてきました!

「エクオール」は40代女性のゆらぎ期をサポート

そもそも、なぜ女性向けサプリメントの成分の話をぼくが聞きに行っているか、ということなのですが、ここ1ヶ月ほどダイエットにハマっていまして、健康に関する話は「聞きたいです!」という状態だったのですね。さらに、女性向けではあるけれど「エクオール」は男性にも影響があるということだったので、是非とも話を聞いてみたいと思ったのでした。ぼくも40代に突入し、やはり健康の話題は避けて通れなくなっているのを実感しています。

もともと大豆は女性ホルモン「エストロゲン」と似た成分の働きを持っているため、女性の更年期障害に効く、ということは言われていたのだとか。その働きの本体がどうやら「エクオール」によるものだった、ということが、大塚製薬の研究で明らかになりました。

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(出典:日本更年期医学会雑誌 15:28-37,2007)

女性ホルモンが少なくなると、更年期障害になったり、骨粗しょう症、ひいては乳がんなどになりやすいそうなのですが、昔から大豆を納豆や豆腐で摂取している日本人は、発症率が低かったのだそうです。

しかし、納豆や豆腐を食べていれば「エクオール」が摂取できているかというと、そう簡単な話ではないのです。

「エクオール」はどうやって生まれる?

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大塚製薬の研究により、納豆や豆腐などの大豆製品を摂取すると、大豆イソフラボンの一つである「ダイゼイン」が腸内細菌によって代謝されて「エクオール」が作られることが明らかになりました。

ここで大事なことを書きます。この「エクオール」を作れる腸内細菌は、誰の腸にもいる訳ではないのだそうです!!

そんなに素晴らしいものなのに「ええーっ!?」となっちゃいますよね。ぼくも話を伺いながら、そう思いました。

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大豆イソフラボンが女性ホルモンをサポートするからといってせっせと食べても、この腸内細菌がいないことには、全く意味をなさないことになってしまうのです。そこで自分の腸内細菌が「エクオール」に変換できるかどうかを調べる郵送検査がありますので、興味のある方はぜひお試しください(なお、この腸内細菌を後から定着させるのは難しいと言われているそうです)。

もし「エクオール」に変換できる腸内細菌がいなければどうすれば良いのか。その時は「エクオール」を含有するサプリメントで補給する、ということになります。

女性ホルモン「エストロゲン」が減少するとどうなる?

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「エクオール」は女性ホルモン「エストロゲン」をサポートする物質だと説明しましたが、女性ホルモンが減ってくるとどういうことが起こるのか、ということも伺いました。

一つには「エストロゲン」はしなやかさや水々しさに関わるホルモンのため、肌の弾力がなくなってきたり、骨粗しょう症になりやすくなるのだそうです。個人差はあるのでしょうが「エクオール」を摂取していると、シワやたるみが減ってくるのだそうです。

また、乳がんについても伺いました。閉経することでなくなった女性ホルモンを補うために、脂肪から「エストロゲン」が出るようになるのだそうです。身体は本当によくできていると思ったのですが、この脂肪からエストロゲンが出るというのがくせ者で、脂肪が多いのは乳房ということになります。そこで過剰にエストロゲンが出ることが、乳がんの一つの原因と考えられています。そこに「エクオール」が拮抗的に働くことも期待されています。

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更年期障害にしろ、骨粗しょう症にしろ、乳がんにしろ、女性がなりやすい病気というのは、この「エストロゲン」が大きく関与しています。閉経後は男性よりも女性ホルモンが少なくなってしまうのだそうですよ。

また、脂肪から新たに「エストロゲン」を出すために、身体は脂肪をためこもうとしますから、結果として太りやすくなるということです。「エクオール」ができる人とそうでない人がいるという話を書きましたが、できる人の方が体脂肪がつきにくいというデータがあるそうですよ。

本当に理にかなっているというか、身体のメカニズムってよくできているな、と思ってしまったのですが、加齢の流れに身を任せるだけでなく、どうしたらそれをゆるやかにできるのか、ということを考えた時に「エストロゲン」の働きをサポートする「エクオール」というものがあるということを知ることができたのはちょっと感動的でした。今回、大塚製薬で伺わなければ、恐らくこの先も知ることがなかったと思いますから。

ちなみに、飲み過ぎるとどうなるのか、という疑問がふつふつと涌いたので質問したのですが(良さそうということでたくさん飲みたい人も出てくると思ったんです)、基本的には大豆を食べているのと一緒なので、極端に過剰に摂取しなければ問題はないでしょう、とのことでした。

「エクオール」男性にはどう働く?

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(出典:Usui T et.al.J Clin Endoclinol 2013)

気になる「エクオール」の男性への働きですが、女性のデータですが動脈硬化や糖尿病のリスクを示す指標に、良い影響を与えるという試験結果が出ているそうで、つまり男性にもメタボリック対策が期待できるかもしれません。

また、男性ホルモンである「アンドロゲン」を抑える働きも期待され、脱毛や前立腺がんへの良い影響も期待されています。

「エクオール」の働きを妻に説明する

大塚製薬で話を伺って、女性ホルモンのことはもちろん詳しくは知らなかったのですが、とても勉強になりました。女性自身が女性ホルモンの働きについて詳しく知っているかというと、決してそんなこともないと思います。ぼく自身も、男性ホルモンの働きについてはそんなに知りませんからね。でも、男性も女性もホルモンのバランスが変わっていくというのは、加齢に伴う現実だと思います。

我が家も夫婦揃って40代に突入しましたから、これからできるだけ長く、健康な生活を維持していくためには、こうした知識を身に付ける必要があると感じていますので、得た知識を妻に説明して一緒に考えたいと思います。

平均寿命が伸びたというニュースもありましたが、快適に生活できる健康寿命を考えると、喜んでばかりもいられません。いかに、健康で元気な生活を送ることができるか。そんなことも「エクオール」の話を伺いながら考えたのでした。