高速道路の路肩を使って3車線化 → 渋滞の名所を解消へ

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渋滞の原因というのはゆるやかな上り坂など、地形に由来するものがあり、いつも同じ場所が自然渋滞してしまうのですが、それを解消するために、一部区間の路肩を走行可能にするという試みが行われるそうです。高速道の路肩を車線化、渋滞の名所を解消へという記事になっていました。

高速道路の渋滞を緩和するため、故障車などしか使用が認められていない道路左端の路肩について、国土交通省は渋滞が頻発する一部区間に限って走行車線として再整備する方針を決めた。

故障車などのために用意されている路肩ですが、いつでも故障車が停車している訳ではないので、そこを活用して渋滞解消を、ということなのですね。もちろん、故障車用の非常駐車帯も、その外側に用意されるということです。

路肩の車線化の良いところは、本格的な工事をせずに、低コストで実施できるという点で、渋滞の多い「中央自動車道・小仏トンネル(東京―神奈川間)、同道・調布インターチェンジ(IC)(東京)付近で導入する計画」だそうです。

国交省の調査で、高速の渋滞は、1車線当たり1時間に1400台前後の交通量を上回ることで発生することが判明。一方で、下り坂が上りに転じる箇所では速度低下で後続車両との車間距離が詰まるため、1400台未満で渋滞が自然発生する区間もあった。

うまく分散して渋滞解消に繋がるといいですね。そして、この試みが全国の渋滞の“名所”に広がると良いのですが。

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(via ワンダードライビング