富士登山で55%の児童が高山病になっていることが明らかに

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世界文化遺産にも登録され、今年の夏はさらに注目されるであろう富士山ですが、富士山への登山を終えた児童に聞き取りした調査結果が発表され、55%が高山病になっていることが明らかになりました。富士登山で55%の児童が高山病にという記事になっています。

同学会は2012年と13年の8月、富士山から5合目に下山してきた5~12歳の児童計245人に、頭痛や吐き気、めまいなどの症状を聞き取り調査した。専門の指標を使って分析したところ、134人(55%)に高山病の症状が見つかった。

日本旅行医学会によると調査結果です。驚いたことに、半数以上の児童に高山病の症状が見られたそうです。比較的、登りやすそうなイメージのある富士山ですが、やはり標高が高い訳ですから、安易に登るのは危険ということでしょう。

加えて、登頂できなかったのは122人(50%)で、このうち62人が高山病を発症していたということです。

登頂前に、5合目より高い地点で睡眠をとった児童は、麓と5合目の間で睡眠した児童よりも高山病を発症しやすいことも分かり、短期登山となる富士山では長時間の高地滞在が子どもにとって負担になっている可能性があるという。

高地で身体をならした方が良さそうに思えるのですが、そうではないのですね。短期間で上り下りをすると、それが子供の負担になってしまう可能性がある、と。

大人の高山病と比べてどうなのかと思ったのですが、やはり子供の高山病は「大人に比べ頻度が高い」そうです。夏休みに富士登山を計画している家族もいると思いますが、少しでもおかしいと思ったら下山すべきですね。

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