第6節 浦和レッズ v.s. ベガルタ仙台(2014シーズン)

Urawa reds 8849

無観客試合の後、埼玉スタジアムでは2戦目となります。リーグ戦としては初。この日から許可されたフラッグが揺れるスタンドとなりました。試合結果は4-0で浦和レッズが圧勝。李忠成が初先発し、2得点を決めました。

Urawa reds 8851

最後はチーム全員が得点させようと原口元気にボールを集めるも、残念ながらゴールゲットは叶いませんでした。しかし、原口元気の働きは、観たもの全員が認めるところだと思いますよ。懸命に走るその姿には、胸を打たれました。

Urawa reds 8853

自分が思ったようにプレイできない、うまくいかないと感情をコントロールできなくなる若さは、脱ぎ去りましたね。ドリブルも好調でしたし、周りを活かし、活かされるプレイができていたように思います。

Urawa reds 8855

しかし、あまり調子の良さそうでないベガルタ仙台だったから、というのは割り引いて考えないといけません。上位チーム相手にも、このプレイができるのか。

Urawa reds 8857

ただ、弾みがついたというか、上昇に転じることができるかもしれない、良いきっかけにはなったのではないでしょうか。李忠成からも「確変に入った」というコメントが聞かれましたし。

Urawa reds 8859

フラッグとタオルマフラーだけの応援も悪くありませんでした。ここをベースに、サポートも再構築、ですね。

最後に当日のツイートをまとめておきます。

■関連記事

ホームで4-0の完封勝利を飾る|URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE

(初めてサポーターと一緒に歌った感想は?)
「すごくきれいでしたね。ピッチから見る光景は選手しか見られないものですが、本当にきれいだと思いました。もちろん何度でも味わいたいですし、ホームは絶対に勝たなくてはいけません。1人でも多くの人に来てほしいので、自分たちも良いサッカーをしなくてはいけません」

「残り30分のサッカーが浦和のサッカー」ミシャ監督|URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE

私が指導するチームは、1点取っても下がらずにアグレッシブに2点目を取りに行くようなサッカーでなければいけないと思っていますが、なぜか1点取ると下がってしまいます。それは興味深い疑問なのですが、リードすると選手が若干怖がってしまうのか分かりませんが、1-0でリードした中で守備的にいっても相手はどんどん前に来るだけで、決してそのリードを守り切れるわけではありません。だからこそ継続してアグレッシブに前から守備をすることが必要な要素だと思います。

浦和李、リーグ戦初先発でいきなり2発 – J1ニュース : nikkansports.com

だが李はすべてを本領発揮への糧にした。埼スタにサポーターが戻ってきた最初の試合、ナビスコ杯大宮戦で初ゴール。そしてこの日は2得点。2試合連続で「忠成」コールを気持ち良さそうに受け止めた。試合後にはサポーターとともに勝利の後の歌「We are diamonds」を初めて歌った。

浦和李先制&技あり弾「神が舞い降りた」 – J1ニュース : nikkansports.com

勢いは止まらない。1-0で迎えた後半21分には、ゴール中央やや左からフワリと浮かせた技ありのゴール。試合の流れをグイッと引き寄せる一撃でチームは圧勝した。